こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
-
81.腰痛と脊椎の構造異状≪加茂Dr.の嘆き≫
2013.06.25
-
【これは読んでおきましょうよ、一度でいいから】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
脊椎外科医は、『慢性痛』製造業者となっている。
邪馬台国、宇宙、恐竜などの学問は諸説があっても、実生活には
影響はない。
... ところが医学はそうではない。まちがった医学は直接、すぐに
人生に大きな影響を及ぼす。
あくせく働いて来て、これからはゆっくりしようという頃になると、
足腰の筋肉も一触即発の状態となってくる。
長年酷使してきた為だ。ちょっとした事で筋肉が凝ってくる、攣ってくる。
それを『脊柱管狭窄症』だと、見当違いの診断をする。
診断が違うのだから治らない。
次の写真は70歳代女性で、転倒して腰を打ってきた患者さんだ。
第一腰椎あたりの圧迫骨折が疑われる。
写真の変形はかなりなもんだが、転倒する以前は足腰は全く
痛くなかったとのことだ。
もし、この人がお尻や下肢の筋痛が起きて脊椎外科を受診したら、
間違いなく神経が圧迫されているからだと、診断されるだろう。
脊椎外科医も、脊柱管狭窄があっても無症状のことがあるという事を
知っている。
それで、どの神経根が痛みの責任を負っているのかを検査するのに、
神経根ブロックを用いる。
神経根ブロックが効けば、そこが原因の神経根だと診断する。
これは明らかにまちがっている。
どこが間違っているのか、説明しなくても解るだろ。
数学の証明問題みたいだ。考えが緻密でない。
①馬尾型は麻痺、
②神経根型は痛み、
③その混合型もある。
・・・生理学者が聞いたら噴き出すことだろう。
①麻痺とは、神経の電気活動が“おきていない”こと。
②痛みは、電気活動が“おきている”こと。
③混合型ってどういうこと?
・・・なんともはや、ぃやんなる。
「手術は完璧にした。神経が回復するには3カ月ほどかかる。」
この言い訳はよく聞く。
しかし、ちょっと考えてご覧なさい。
“間欠性跛行”とは、前屈みで休んだら治る。
・・・ということは、“神経が回復した”ということなんだろ。
神経が、“休んだら回復”してたんだろ。
3カ月も休まなくても“その場で回復”してたんだろ。
兎にも角にも、とても幼稚なレベルで間違っている。
これで、よくも内部から疑問がでなかったものだ。
勤勉な農家の老人が、A病院で手術をして良くならないので、
B病院で再手術をして、一層こじれた痛みが続いている。
脊椎外科医も一生懸命なんだろうけど……。
これでは患者も医者も不幸だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
脊椎外科医から国民を守れ!
junk2004.exblog.jp 脊椎外科医は慢性痛製造業者となっている。
邪馬台国、宇宙、恐竜などの学問は諸説があっても実生活には影響はない。
ところが医学はそうではない。まちがった医学は...
オババは思う、「ではどうするの?」って~~~~~~~~~~
それにオババは、これは鍼灸の独断場だと思っていた。
けれど、筋肉の異常を学び研究しているDr.グループがあった。
MPS研究会。
白い巨塔やDr.方の世界のことはオババには到底解らないけれど、
ここでは治療の精度をより高めるべく、我々現場の声にも真摯に
耳傾けて下さる。
この姿勢が“その筋”にあったなら、今時『2800万の腰痛患者…
原因が不明』なんて面目ない報道は無かったであろうに!!!
“この姿勢”とは、
「いろいろ現場での感覚を教えて下さい。
どんな発見も、はじめは現場での感覚から生まれます。
現場の知恵を言語化し、仮説をたて、検証する。
研修医の手術成績が悪くても、その手術自体を否定することには
なりません。
(スキルベースが強い療法でも)できる人が安定して出来る技術ならば、
それは素晴らしいことです。是非、言語化して共有させてください。
できなかった例への検討も重要ですが。」