こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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105.【首・肩の運動法にご注意!】/131229再掲候補
2019.01.01
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首や肩が凝ると、どうしても頭を回したくなるでしょう?
また、凝っている筋肉にストレッチを掛けるために、その筋を目いっぱい
引っ張る側に頭を曲げなさいとのアドバイスも有るとか。
でも、ちょっと待ってよ。 「凝ったなぁ」 「つらいなぁ」 と言う筋肉・筋膜は、
疲労物質・異物を溜め込んで脆くなって居る。
それを引っ張ると言う事は、傷んだ髪の毛に無理なブラッシングを
するようなもので、枝毛・切れ毛の元ですよね。
そこで ≪オババ流 首の運動法≫
① 座っているなら両手の平を太ももの付け根に安定させるか、
立った状態なら軽く腕を組んで、
② 両肩を上げて、思いっきり首をすくめる…
顎が少し突き出された状態になるでしょ?
③ その顎で『∞』を描きます。
最初は小さくしか動かせないけれど、段々温まってくると柔かくなって
大きく描ける様になります。
余力が有れば、ここから背泳ぎの真似っこをして肩甲骨の癒着も
剥がしておきましょう。
呉々も中心軸を意識して、とりわけ左右にブレを作らないこと。
必ず 「何回ぐらい?」 「何分ぐらい?」 と言う質問が来るのだけれど、
オババは 「躰さんと相談して」 と答えます。
物足りなければ追加すればよいのだし、遣り過ぎれば筋肉痛が起きます。
けれど、その程度の事なら、必ず元より良い修復をしてくれるのが生体…
「活きた躰」ですから。
(とは言え老婆心ながら…「軽く」 を 「小まめに!」
オババの場合、好きな歌ワンコーラス分位…かなァ)
《介護予防運動指導員:東京都健康長寿医療センター所属》