こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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109.【“痛み”に関わる皆さまに】
2014.01.23
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J-MPS研究会をご存知ですか?
その前に、MPS、TPとJFKの係わりについて:
トリガ―ポイントのお話は、JFK(ジョン・F・ケネディ)さんに遡るんですね。
以下、≪カラダご“医”見番≫より~~~~~~~~~~~~~~~~~~
JFK(ジョン・F・ケネディ)に下された診断名は筋・筋膜性疼痛症候群
(MPS:myofascial pain syndrome)。
要は筋肉の異常なけいれん(スパズム)からくる「筋痛症」だ。
筋肉痛?と侮ってはいけない。筋肉のけいれんが引き起こす疼痛と
しびれは、歩けない、座ってもいられないほど激越なもの。
このためMPSによる痛みは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と
誤診されることが多い。
通常、筋肉の損傷は数日~数週間で修復される。
しかしその際、冷えや刺激の繰り返し、あるいは心身のストレスで血流が
滞ると筋肉が収縮したまま戻らなくなる。
できればこの時点で筋肉をほぐしたいがなかなか難しい。
やがて収縮した筋肉のなかにコリコリした索状硬結(しこり)が生じてくるのだが、
圧迫されると飛び上がるほど痛いばかりか、身体の他の部位に関連痛
と呼ばれる痛みが広がることがある。
ここを特にトリガーポイント(TP)といい、MPS治療のカギを握る。(略)
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さて、J-MPS研究会をご存知ですか?
Dr.主体の研究会ですが、H23年からは我々鍼灸師もお仲間に入れて
下さっています。
① 此処でなされているトリガーポイント注射療法と
② 巷のペインクリニックのアバウトな注射療法とは根本的に異なります。
②のマニュアルには、患者が“痛い”と言う所に“痛み止め”とされている
そうだ。これでは根本治療にならない。
①は、“悪さをしている現場”を突き止め、“特定の補液”を注入して、
癒着を剥がし沈着物を洗い流すと言うテクニック。
③ 我々の“病巣直談判型の鍼灸”に耳を貸して頂けた理由は、この
治療目標が同じだったから。
ここの所を踏まえた上で、“日本の鍼灸”を展開して参りましょう。
≪日本鍼灸は、撫で擦る小児科・内科的“優”から、
病巣を解しきる外科的“剛”まで。
その守備範囲は広く、鍼灸師の層は厚い。
適材適所、得意の技で社会貢献を! ≫
JFKも痛みに悩まされた!?筋・筋膜性疼痛症候群 diamond.jp