こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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137.【鍼灸治療考】 @mamasupportさんからこんなエールが。(twitterより)
2014.09.27
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【鍼灸治療考】 @mamasupportさんからこんなエールが。(twitterより)
@acupun2 先生、鍼灸の受診率低下が問題視されている昨今、
そもそも一般の方にとっては鍼灸が何に効果があるのか?
鍼灸が未知の世界であることも原因の一つだと思うのです。
先生のように本当に困っている人に“鍼灸”という選択肢もあるよ!
と発信を続けること、とても意義あること思います。
そこで、つぶやきます、大声で!
【鍼治療考察①】
最近、 #筋膜 情報をゲット出来て「これだ!!!」って胸の震える思いが
しています。
#美顔 の話が理解できる貴方なら、生体の膜という膜に #線維芽細胞 が
常在していて、細胞のリサイクルに貢献しているということをご存知でしょう?
それは、皮膚から骨膜に至るまで…。
考察②
#線維芽細胞 は、平生は大変大人しい存在らしい。けれど、一旦組織に
損傷が起きると、たちまち細胞分裂をし仲間を増やし周辺を水浸しにする。
筋膜におけるその主要成分が、コラーゲン・エラスチン線維。
cf. #結合組織 http://t.co/FqmUKbXNpF
考察③
#線維芽細胞 が損傷に強いのなら、なぜ、日々の疲労・不快感が蓄積して
行くのだろう?筋肉がこわばって来るのだろう?
…それは、組織の酸欠にほかならない。脳は最優先で、酸素を持ってゆく。
内臓も酸素・栄養なしでは壊れてしまう。唯一、無酸素でも頑張ってくれるのが筋肉。
考察④
適切な運動で防げれば良し、生体の修復能を上回る疲労蓄積が続いたならば…。
例えば夜中、血圧が低下した頃に体験するこむら返り…あれは窒息状態の
筋肉が、酸素・栄養不足を訴えている必死の叫び。
その証拠に、引き痙っている筋に風穴を通してあげるとス~ッと収まる。
これは鍼灸師の特権。
考察⑤
この方法は近年『トリガーポイント注射療法・鍼療法』として目にされるでしょう。
そこで『適材適所』という言葉に戻します。
我々鍼灸領域でも『撫で擦る小児科的“優”から病巣を解しきる外科的
“剛”まで』と、その守備範囲は広い。が、その選択が適切でなければ、
皆さんはガッカリなさる。
考察⑥
ペインクリニックにおける技術、考え方も然り。
今のマニュアルは『痛いところに痛み止め』と言うことらしいですね?
これでは、一時凌ぎにしかならない。根本的には、窒息して固まった筋肉の
老廃物を洗い流し、酸素・栄養を供給する。これを実践してくださる
お医者を探す必要があります。
考察⑦
残念ながら、これが意外と少ないらしい。
余談ですが『神経根ブロック』の技術をお持ちのDr.は多い。これに反して、
トリガーポイント注射療法は技術は高度でもコストの面では『二束三文』らしいのです。
患者思いのDr.にはお気の毒な話。でも、どうぞ良いお出会いをお求めくださいましね。
考察⑧
筋膜を語るとき、このDr.のスピーチは欠かせません。
ニャンコの背伸び・欠伸についても述べています。
【Fuzz Speech by Gil Hedley with Japanese subtitles】
日本語字幕by倉野幸雄氏
http://t.co/V5LIePntJT
考察⑨
ニャンコの欠伸・背伸び然り、土作りの話然り。周辺には健康管理のヒントは
いっぱいあるということです。オババも生体と二人三脚、“ピンピンコロリ”の
人生にした~~い!
今回の連続おしゃべり、一先ずおしまい。お付き合い、有難うございました。
大阪のhari-bahba