こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | 140.【痛みのカギは脳に…】 歯周病のように、現場にも問題が。

キズを以って傷を制す。線維芽細胞たちの再性能を最大限に活かす《鍼は世界で最も小さな外科処置》

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

140.【痛みのカギは脳に…】 歯周病のように、現場にも問題が。

2014.12.10

痛みのカギは脳に…歯医者さんの歯周病などもそうなのでしょうか?
 
《老人ホームで働くケアマネさんからのお話》

  我が家で、例によって施鍼感を実況中継(歯石・歯周病・齲蝕の例え話)を
しながら、鍼治療を進める中、ケアマネさんの声が涙声になりました。

  以前 入所なさっていた老婆があり、この方の我儘に関係者は辟易
していたそうです。
頭をとても痛がるので担当医がベストを尽くしても、原因は不明(むしろ「無い」)
と言われる。

  気分が悪いと言っては食事をすっぽかし、不定期に空腹を訴える。etc etc…。

この方がお亡くなりになって、ご遺骨になられた。痛い痛いと言っていた頭部に、
茶色い細いヒビが、クモの巣状に走っていたと。

 「せめて、こんな(鍼)治療を受けさせて上げていれば…。」と、
ご家族も無くご本人の記憶にも残っていなかった古傷に思いを馳せた、
心優しいケアマネさんからのお話。

※ 『現場検証』の手段に、『触診』という技術が取り入れられていれば
解決出来たかもしれない1件。


加茂 淳先生はこうおっしゃっています。
『痛みはexperience(体験)と定義…。「怖い夢をみた」「毎日怖い夢をみる」
ということと同じく、個人の体験…。
「痛み」のかわりに「怖い夢」に置き換えて考えて…どうしたら
怖い夢を見ないようにできるか。信頼できる人に話しを聞いてもらうだけでも効果が…。』と。

このご意見は、ゴチャ混ぜの痛みの見解の一面を修飾してるが故に『是』。

一方、我々の技術『掃骨鍼法』は、実存する病巣を探り当て、血流改善・再構築を
目指すが故に『是』。

これを否定する方があれば、それは歯医者さんの歯周病・歯石の掃除等の処置を、
否定なさるようなものですよね。


元記事・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
http://www.minnanokaigo.com/news/N28481743/
高齢者を悩ませる慢性的な体じゅうの痛みの原因が判明!
そのカギは脳にあった!?
2014/12/05 20:00
慢性的な体の痛みの原因となるメカニズムが判明
高齢になり、身体に痛みが走るようになると、まず疑ってしまうのががんです。
末期に近づくにつれて痛みが増すようになりますが、そもそもがんの場合には、
痛みのほかにも、体重減少や食欲不振、呼吸困難などの症状を伴うことが
多いようです。


もし痛み以外の症状が見られないようなら、単なる慢性的な痛みである可能性が
高いです。
肩であれ、手足であれ、腰であれ、慢性的な痛みに悩まされているという人は
少なくないでしょうが、残念ながら慢性的な痛みに対する
治療法について
はほとんど確立していません。
たとえ治療法が存在したとしても、筋肉痛や不安感、イライラといった重い副作用
伴うものばかりであり、慢性的な痛みに有効な治療法が存在しないのが現状です。


そんななか、アメリカのセントルイス大学のDaniela Salvemini教授率いる
研究チームは、齧歯類の動物モデル300匹を用いた実験を通じて、
慢性的な痛みを止めたり、なくしたりするメカニズムを発見。
ここで重要なカギを握っているのが「A3」と呼ばれる脳内レセプターであり、
小さなアデノシン分子によってそのレセプターが活性化されることで痛みが
和らぐというメカニズムを明らかにしました。


慢性的な痛みを我慢しながら日々生活している高齢者は多いでしょうが、
慢性的な痛みがQOL生活の質)の低下の原因のひとつとなっていることは
言うまでもありません。
今後はA3アデノシンレセプターに焦点を置いた研究を進めていくとのことで、
高齢者のQOL改善にもつながる研究から今後も目が離せません。

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