こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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143.《夏井式糖質制限》【血糖値を上げない工夫で肥満・糖尿~疾病にさようなら】《加 脳脊髄液考》
2014.12.23
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『肥満・糖尿病・様々な疾病』の最大の原因は、『カロリー』ではなく
『糖分』が大問題なのだそうです。
食餌やおやつの度に、体中が“砂糖漬け”になっていたなんて…。
加えて、超巧緻なフィルターで濾過される筈の脳脊髄液も、
糖分・塩分量はリンパ液と変わらないそうです。
これは、とても恐ろしいことです。糖は、体内でも焦げ付きますから。
私自身、今まで大きな勘違いをしていました…。
⇒血糖値が上がれば、生体はその処理を強いられます。
⇒あげくに、低血糖でも起こそうもなら、更に「アメだ、チョコだ」と
騒いでたのですもの。
なんと、無駄なことを…。躰さん、本当にゴメンなさい。
皆様も「健康努力が、どうも報われないなぁ」と感じられたら、
一度検討してご覧になりませんか?
「主食が無くなるなんて・・・」と不安に思われるでしょうが、
メインディッシュを組み立ててみると意外や意外、
とても満足できますよ!
繊維質のひと鉢を添えれば、便秘にもよろしいですしね。
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◎大いに食べて良いもの!
〇量を弁えれば食べて良いもの!! ●要注意のもの!!!
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◎蛋白質:◎肉 ◎魚 ◎卵 ◎大豆製品:豆腐・納豆・枝豆
◎油脂類:◎フライもの ◎マヨネーズ
◎乳製品:◎チーズ ◎バター 〇牛乳 〇ヨーグルト
◎蒸留酒:◎焼酎 ◎ウィスキー ◎ワイン ◎ウォッカ ◎テキーラ ◎糖質オフのもの
◎野菜類:◎葉菜類 ●根菜類⇒※糖分に問題(ニンジン レンコン いも類)
◎海藻類:
◎キノコ類:
●果実類⇒※糖分に問題 ◎アボカド
〇ナッツ類: ×コーン ×ジャイアントコーン
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✘ダメなもの
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×ブドウ糖そのもの
×デンプン:体内で吸収されブドウ糖に変化するもの
×米:玄米も胚芽米も、血糖値においてはタブー!
×小麦:パン パスタ うどん ×蕎麦 ×とうもろこし ×芋類
×醸造酒:日本酒・ビール・マッコリ
×砂糖:お菓子類・スナック類・調味料も要注意
×ドリンク類:コーラ・スポーツドリンク・炭酸飲料・ジュース・缶コーヒー
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【これが夏井睦式糖質制限のルール】
>肉・魚・玉子・油脂・野菜・海藻・キノコ・ナッツ……、
「いくら食べても構いません。」
>焼酎・ウィスキー・ワイン…
「糖質の心配のないもの、いくら飲んでも構いません。要は、
ごはん・パン・うどん・そば・菓子類・果物など、血糖値を上げるものさえ
除去すれば。
諸悪の根源は『高カロリー』ではなくて、『高血糖』なのですから。」
⇒そりゃ~、一日に何回も砂糖漬けにされたら、生身の躰、堪んないよね~。
参考図書
『炭水化物が人類を滅ぼす』―糖質制限から見た生命の科学―《夏井睦著 光文社新書》
『食品別糖質量ハンドブック』―ダイエット・糖質制限に必携!!―《江部康二監修洋泉社》
付録・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
◎夏井睦先生の【糖質制限】講座スライド】
【60分バージョン】:2014年11月23日作成
slide_natsui_glucide_60.pptx
【90分バージョン】:2014年11月23日作成
slide_natsui_glucide_90.pptx
◎夏井睦先生の【湿潤治療】講座スライド
【20分バージョン】:2014年10月27日作成
【45分バージョン】:2014年7月17日作成
【60分バージョン】:2014年10月28日作成
【90分バージョン】:2014年10月28日作成
P/S 脳脊髄液の考察・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
ーー脳脊髄液もダメージを受ける?
少し専門的ですが、体を潤し栄養する循環器には
Ⅰ.血管(動脈→毛細血管→静脈)系
Ⅱ.リンパ系
Ⅲ.髄液(脳・脊髄・末梢神経)系
の三種があり、Ⅱ.Ⅲ.は同じ動脈性毛細血管から濾過される無色透明の
液体とされるが、そのフィルターの目の細かさから似て非なるものとなる。
Ⅱ.は、体一般の組織液で、赤血球を除く全血漿。
Ⅲ.は、神経の組織液で、ブドウ糖とこれを燃焼させるための酸素。
この髄液は、脳・脊髄の中枢だけでなく、末梢神経の神経周膜
(クモ膜の延長)の鞘に充満して知覚神経・運動神経をも潤す。
この髄液、事故でもない限りここから漏れることはないという。
これだけ厳重に分離されたスペースでありながらも、糖分・塩分量に於いては
リンパと大差が無いと言うことですから、ここでも糖を考えざるを得ませんね。
グリケーション:糖は、体内でも焦げ付きますから。
参考 橋本一成著「解剖学の抜け穴」(鍼灸師さんにもお勧めします)