こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | #12.《JFIR日本病巣疾患研究会とEAT療法》

キズを以って傷を制す。線維芽細胞たちの再性能を最大限に活かす《鍼は世界で最も小さな外科処置》

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

#12.《JFIR日本病巣疾患研究会とEAT療法》

2019.04.17

EAT療法 関連資料
  JFIR:大阪にはEAT療法のスペシャリスト 田中亜矢樹先生/耳鼻咽喉科 がいらっしゃいます。
Ⅰ.《今井一彰Dr.の「脳脊髄液減少症と慢性上咽頭炎」動画(13:36)とPDF》
 
         酷似する症状  脳脊髄液減少症と慢性上咽頭炎        
   



Ⅱ.《今井一彰Dr.の「本当に治るの?」シリーズ》
2019/11/25up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その1(7:00)》
 ➤この中で話題の《治療反応(暝眩)》について。
 我が家では大いに起こり得ます。とりわけ鍼は、筋・骨格に直接アプローチしますから、しばしば運動後の筋肉痛程度の反応はもちろん、丁寧治療を実行すれば一過性に打撲痛様の現象も起きます。生体がお手上げした古傷を新しい傷に置き換え、組織再生を促すとイメージしています。
 鍼治療は世界で最も小さな外科処置。歯石除去・歯周炎の治療に似ていませんか?
2019/12/03up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その2(7:44)》
2019/12/10up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その3(8:10)》
2019/12/24up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その4(8:55)》
2020/01/15up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その5(8:28)》
2020/01/22up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その6(9:08)》
2020/01/29up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その7(6:22)》
2020/04/09up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その8(6:53)》
2020/04/28up《【本当に治る?】慢性上咽頭炎の治り方【EAT治療】その9(6:21)》


2019/11/11up《脳脊髄液減少症と慢性上咽頭炎(13:35)》 

2019/10/15up《慢性上咽頭炎と片頭痛の関係(9:39)》
《内科医今井一彰Dr.の勉強室/EAT療法》
2019/10/04up《万年風邪は上咽頭炎を疑って(6:30)》
 ・万年風邪は慢性上咽頭炎を疑え!
 ・抗生剤は”風邪薬”にあらず。乱用は厳に注意!

2019/09/18up《上咽頭炎:寝起きの鼻血や痰に血が混じっているのが心配(5:46)》

2019/09/11up《医師が受けたBスポット治療:レジェンド谷俊治先生の手技(3:59)》


追加情報~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

=3つの”i(愛)”から4つに”i(愛)”へ=
①手洗い ②うがい(喉と鼻) ③換気 +④歯磨き(口腔洗い)
 歯科領域から”歯磨き(口腔洗い)”の重要性が提唱されました。
やってみれば解ることですが、歯のみならず口中をブラッシングすることでヌルヌルがたくさん洗い流せます。手洗い・うがいの序にどうぞ。
 =元記事=
小橋正枝のFacebook2020年6月7日

《JFIR鼻うがいの勧め》=換気・手洗い・うがい(喉と鼻)
喉のうがい、鼻の洗浄、大賛成です。

 このツール、私も早速使ってみましたが水量・水圧がコントロール出来きて、なかなかの優れものだと言う事が解りました。
手洗い・喉うがいと共に、鼻腔の洗浄をぜひお加え下さい。鼻は生きて呼吸する限り、一番に危険にさらされる部分ですから。
※ 添付剤が無くなったら、空き容器に飽和食塩水を用意し、お好きな濃度でご利用なさると宜しいですね。

  JFIR 日本病巣疾患研究会配布のポスターと、そこに紹介されている鼻腔洗浄器。

 
 

以下 関連記事 仮置き 
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2017/05/03up《○△Vプロジェクト第一弾 増田先生に聞こう!(33:59)》
2017/04/25up《増田先生座談会 平成29年4月24日(月)(45:52)》
 

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2
0205017 Dr.石黒成治の情報追加==============

★2020/03/16up【歯周病/歯ぐきからの出血が心臓病、糖尿病、肥満、妊娠トラブルに!?】(7:28)
➡cf.
★《ゴマ油うがいの方法と効用 by Active bell》

★2020/04/30up《腸内環境と免疫by Dr.Ishiguro》(22:44)
➡免疫抗体反応:闘ってくれるのは腸内細菌。
 蠕動を促すには胃袋を12時間以上空にする時間が必要がある。
 晩ご飯を早く終える。or朝ご飯を抜く。夜は纏めて眠る。

★2020/03/01up【感染症予防に必要な元素ー亜鉛を低下させないためには?】(6:21)

➡《加工~超加工食品》は、疾病に棲家を与え、お給仕するようなもの。

 自らは悪質な医療のペットになって、お薬と言うエサに尾を振る。

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《JFIRの上咽頭炎治療効果の三本柱》
①瀉血作用――排水溝のお掃除(髄液・リンパ・細静脈血の浄化)
②迷走神経の作用――炎症・神経の機能改善
③消炎作用――炎症物質(粘液)の低下 リンパ球の鎮静化
掃骨鍼法は、病巣疾患の一つとなり得る《筋・骨格》に対応。

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*日本病巣疾患研究会:

JFIR(Japanese Focal Inflammation related disease Research group )

*上咽頭擦過治療:
EAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy)《旧 Bスポット療法》

 JFIR は、耳鼻咽喉科領域・歯科口腔のお医者が主体の組織です。
夫々に上咽頭炎や、虫歯・歯周炎などの病巣を直接診て処置することができ、それらが全身に及ぼす様々な症状についても観察していらっしゃいます。

JFIR 日本病巣疾患研究会HP《上咽頭炎治療の理論と実際》
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Facebookより収集
口呼吸・鼻呼吸・上咽頭/とても判り易い動画(3分11秒)
 

➡口の天井は鼻の床、鼻の天井裏には目玉・耳・脳ミソの収納庫。



 鼻腔は四段構造の袋戸棚になっており、突き当りの上咽頭には呼吸による異物や、天井の骨・蝶形骨を通して脳・目・耳・鼻とも関わり、脳脊髄の廃液の処理の仕事も担っているそうです。
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➡ 上咽頭・視床下部・迷走神経(第Ⅹ脳神経)の位置。


➡慢性上咽頭炎が頭頸部に及ぼす様々な症状。
EAT療法/慢性上咽頭炎・IgA腎症・子宮頸癌ワクチン後遺症にも
➤我々鍼灸領域でも、頚肩背部、とりわけ上頸部の治療は侮れません。
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➡頭蓋部にある空洞


《前頭洞2・蝶形骨洞1・篩骨洞2・上顎洞2》これらの通気性・通水性を保つためにも……
◎自助努力①:常々鼻のうがいを練習しておかれること。
◎EAT治療の出来る耳鼻咽喉科のお医者を見付けておかれること。


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➡ シンチグラフィーで見る全身症状。 
 たかが鼻、されど鼻。口腔疾患しかり。これらの炎症は全身に蔓延すると言われます。そうでなくとも、全身の諸関節はADL(絶え間なく動き続けるアナトミートレイン)のターミナル駅。
 縦に見える黒々とした脊柱にも肋骨はじめ多くの諸関節があり、これらを働かせるために、小さな脊柱起立筋群が縦・横・斜めに連携して、あざなえる縄の如くに、大きな仕事をしています。
⇒我々も、夾脊穴として日々の健康管理に手離せない治療ポイントの一つです。
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➡EAT治療は、IgA腎症・子宮頸癌ワクチン後遺症にも有効。

 その実際が、腎臓内科医 堀田修先生のこの本の中に述べられています。
またこれらの諸症状は、自律神経失調症や線維筋痛症・慢性疼痛やムチウチ損傷などにも重なる部分が非常に多いと実感しています。
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➡EAT療法が全身に及ぼす三大効果
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➡自助努力その②
 口腔は自分でケア出来る部位……その天井は鼻の床。
これを原病巣にしない為には、「歯を磨く」だけでなく口腔全体を意識してしっかりブラッシングすること。

➡《歯は目に見える骨》一本一本が神経・血管を蔵して代謝している 。 

 ◎佐藤吉正先生のブログ『歯とからだのトリセツ』より
「歯は見える骨。歯の内部には神経もありますし、血液も流れています。
その内部から表面へと水分が流れていて、排泄もしています。

 歯の根の表面には受容器と呼ばれるセンサーがあり、ありとあらゆる状況に対応できるように防御ネットワークもあります。
 歯は中枢でもあり、循環系でもあり、排泄系でもあり、免疫系でもあり、ホルモン系でもあり、もうそれはひとつの生命体のしくみを備えています。それが、私たちの『歯』です。」
 詳しくはこちら。 
歯とからだのトリセツ/さとうクローバー歯科
⇒歯でさえも、口腔でこんなにも保全活動している。
体芯で運動を司る筋・骨格の環境の整備は絶対に必要 ❢❢❢
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➡堀田先生の「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」の本は今までに貸し出しをして、最も喜ばれた本です。

 JFIR 日本病巣疾患研究会のリーダー腎臓内科医 堀田修先生が、一般向けにとても解かり易く書いていらっしゃり、わが家の患者方で、この本を読んでEAT療法を自主的に受診している方が複数有ります。
 その結果、薄紙を剥ぐような体調の変化を感じていらっしゃるようです。
⇒この本の末尾には会員の先生方の住所録があり、皆さまのお近くに良いお医者が見つかるかも知れません。 
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《ご参考》

JFIR 日本病巣疾患研究会HP《上咽頭炎治療の理論と実際》

総論>慢性上咽頭炎より
 ① 慢性上咽頭炎とは
⇒② IgA炎症シンチと上咽頭
 ③ 慢性上咽頭炎が関連する全身の症状
 ④ 塩化亜鉛溶液を用いたEAT<イート>(上咽頭擦過治療)
⇒⑤ EAT(上咽頭擦過治療)が効くメカニズム
 ⑥ EAT(上咽頭擦過治療)の安全性とリスク

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⇒②のIgA腎症について/JFIR 日本病巣疾患研究会 堀田先生のまとめ

 JFIR 日本病巣疾患研究会ホームページより
   http://jfir.jp/iga-nephropathy/ 

はじめに
 IgA腎症は腎臓で尿を作る、ろ過装置である糸球体に免疫グロブリンの一つであるIgAが沈着する、慢性腎臓病の代表的な疾患です。
 ところがこれは極めて重要なことですが、IgA腎症を引き起こしたり悪化させたりする原因は、扁桃炎、慢性上咽頭炎、根尖性歯周病など腎臓とは遠く離れた、腎臓内科医が専門としない場所にあります。
 したがって、IgA腎症の寛解や根治をもたらすためには、複数の診療科(例えば、腎臓内科と耳鼻咽喉科や歯科)が協力して治療に当たる必要があります。
 それゆえ、診療科の垣根を越えた協働診療である「木を見て森も見る医療」を理念に掲げる(JFIR)にとりまして、IgA腎症は典型的な疾患です。


《慢性上咽頭炎とIgA腎症》
 扁摘パルスをしても約2割の患者さんは血尿が残存し、中にはいったん寛解になっても、もう扁桃はないのに感冒を契機に再燃する患者さんがいます。
 また、感冒を機に肉眼的血尿が出現したIgA腎症の患者さんを診察しても、必ずしも扁桃に急性の炎症を認めるわけではありません。
 こうしたことは扁桃以外に、IgA腎症と関与している部位が体のどこかにあることを示唆しています。

 咽頭痛は感冒時に生じる頻度の高い症状ですが、大人の場合、咽頭痛の原因の約9割は、鼻の奥の上咽頭の炎症が原因であるという報告もあり、空気の通り道の「関所」にあたる上咽頭は感冒の際に最も炎症を起こし易い部位といえます。
 上咽頭は扁桃と同じようにリンパ球が豊富な部位で、外からの侵入者がそのまま体に入ってしまわないように、空気の通り道で「見張り番」の役目をしています。
 このリンパ球が感冒の時にウイルスや細菌によって活性化されて戦闘態勢に入ると、リンパ球から炎症を強めるような炎症物質(炎症性サイトカイン)が放出され、腎臓などの咽頭とは遠く離れた体のあちこちにまで影響を及ぼします。
 IgA糸球体血管炎の悪化(血尿の悪化)もその影響の一つとみなすことができます。つまり、上咽頭はIgA糸球体血管炎のトリガーのような働きをしていると想定されます。
 
慢性上咽頭炎が関与しうる疾患と症状
*上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む)
  咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など

*自律神経系の乱れを介した症状
  全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、
  起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など


*病巣炎症として免疫を介した二次疾患
  IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など
   ――堀田修 「道なき道の先を診る」2015年. 医薬経済社
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⇒⑤の第二の機序は『瀉血作用』で、脳脊髄液・リンパ路・静脈循環の改善に寄与する。
 脳の老廃物は脳脊髄液・リンパ路・静脈循環を経て、全身循環血中に排泄されますが、慢性上咽頭炎の際に認められる上咽頭の高度なうっ血状態は、この排泄機構の機能不全と関連することが推察されます。
 特に著しい慢性上咽頭炎の際にEATで認められる上咽頭からの著明な出血現象は、それ自体が障害された脳脊髄液・リンパ路・静脈循環の改善に寄与しているのかも知れません。』
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《JFIRのEAT上咽頭炎擦過療法》 
➡私(こばし)は成り行きとは言いながら、強烈な蓄膿症のセルフ治療の経験が
あります。
 その時点では全くの手探りでしたが、今、こうして
有効性の裏付けを得ることが出来て勇気百倍です。


Cf.カテラン針の他に『脊髄くも膜下麻酔針(UNIEVER穿刺針)』は
これに対応できる長さ。
   針長    70mm・90mm・120mm
   ゲージ   外径  鍼灸針
   18G   1.25mm
   19G   1.05mm=20番
   20G   0.90mm
   21G   0.80mm
   22G   0.72mm
   23G   0.63mm≒15番
   25G   0.53mm
   26G   0.47mm
   27G   0.42mm
   29G   0.35mm=10番


《JFIRのEAT上咽頭炎治療》
https://jfir.jp/chronic-epipharyngitis/
◎鼻うがいのお勧め:口腔のガラガラうがいを、口を閉じて通鼻音にすると、上咽頭から鼻腔の洗浄が出来ます。
 瀉血は専門領域ですが、私の場合、鍼による刺絡療法でヘドロ処理を致します。その有効性がJFIRホームページに述べられています。

――EAT、三つの作用機序――
★第一は塩化亜鉛による収斂作用です。
 これにより上咽頭の炎症が沈静化され、炎症が原因の疼痛や放散症状が軽快します。また、リンパ球の活性化を伴う病巣炎症の鎮静化をもたらすため自己免疫機序により生じた二次疾患に好影響を及ぼすことが推察されます。

★第二の機序はEATの瀉血作用です。
 脳の老廃物は脳脊髄液・リンパ路・静脈循環を経て全身循環血中に排泄されますが、慢性上咽頭炎の際に認められる上咽頭の高度なうっ血状態はこの排泄機構の機能不全と関連することが推察されます。
 特に激しい慢性上咽頭炎の際にEATで認められる上咽頭からの著明な出血現象は、それ自体が障害された脳脊髄液・リンパ路・静脈循環の改善に寄与しているのかも知れません。

★第三の機序は迷走神経刺激反射です。
 上咽頭は迷走神経と舌咽神経の支配を受けていますがEATに伴う迷走神経刺激が同治療に伴う様々な症状の改善に密接に関与している可能性があります。

♬ このことに対するFacebookコメント欄での対話♬
Mnさん: この方法、精神科の先生のブログで読んだことがあります。
こ ば し:Mnさま。第二の機序のところでね、「脳の老廃物は脳脊髄液・リンパ路・静脈循環を経て全身循環血中に排泄」と有りますが、これが上咽頭のうっ血で妨げられる。
    逆に、これを除去してあげれば、精神科に有効なのも当然と言えるでしょうね。
     他人さまにこの手を使える方は、東京九鍼研究会の石原先生しか知らないのですが…。
Mnさん:その先生もお若い頃に、あるドクターが実践されているのを見聞きしたようです。
Kkさん:『Bスポット療法』で、本が出てましたよ!
    九鍼のスタッフの先生方は、みなさんやると思います。
こ ば し:Kk先生もなさるの?
    私は、自分自身には徹底的に刺すと決めましたが、他人様には今のところ無理。
    日本病巣疾患研究会では、「この治療はEAT<イート>(Epipharyngeal AbrasiveTherapy、上咽頭擦過治療)と呼称を統一することとしました。」と仰っています。
Kkさん: 小橋先生!これです。昭和の終わりに書かれてるんですよ!
    30年以上前!!  
 
       《写真2葉 不詳》

こ ば し:Kk先生、JFIRの研究会が来週東京で開催されるのですが、送られてきた抄録を見て、私は断腸の想いです。
    この会の発足は2013年と有りますが、おそらく且実先生ご紹介のお医者方の意思を引き継いでのことだ思います。
     良い治療法でありながら隠没してしまったようでが、刺絡療法~掃骨鍼法の意義はここで極められるのではないかとさえ感じています。
     JFIRリーダーの堀田医師が一般に向けた非常に解かり易い本を刊行していらっしゃいます。
 
早々に貸し出してしまい、今手元にありませんが、本スレッドにご紹介の内容はその一部です。

 P/S 今回の学術集会のミニレクチュアを上馬塲和夫先生が担当なさるんですよ~。出席できなくて益々残念❢

こ ば し:《心覚え》2018.02.18 堀田修理事長の新刊。
  「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」
   http://special.asa21.com/special/eat/
   一般向けに非常に解かり易く書かれています。(前述の本) 

Mnさん:小橋先生、早速買いましたよー♪
こ ば し:Mn先生、仕事が速~い❢❢❢
Mnさん:コメント欄や関連商品のコメントを昨日読んでました。
    皆さん色々工夫されてますね。
こ ば し: 《心覚え》JFIRの使命(堀田修Dr.)
    ● 原病巣(根本原因)の探求
    ● 根本治療の導入による専門領域別医療の補完
    ● 原病巣を作らない生活習慣の啓蒙活動
こ ば し:Kk先生、BスポットのBは鼻腔のBで、編集者がつけたんですって。おやじギャグっぽいね。
Kkさん:小橋先生!そうらしいですよね‼️(๑˃̵ᴗ˂̵)
    それくらいゆるくて、でもやることはエグくて、効果は抜群 ❣️(*´∇`*)
こ ば し:イェ~イ❢ 
Kyさん: お友達が、ベテランの先生にやってもらってるのはみたのですけど、自分は無理で…もう、インフル検査程度で眩暈と動機がしちゃって、あれは覚悟がいりますね(涙)
    必要な患者さんがいたら、できる先生にご紹介します~
こ ば し:Ky先生、私も他人様には無理ですが、自分には掃骨します。
    風邪引きの時でもエゲツナイものが出てきますよ~。
    痰や鼻汁はほんの一部…と言った感じ。
Kyさん: 皆さん、膿盆にどぶぁ~っ、ぼとぼと~っとされますね。
    それは気持ちよさげなんですが、その前に痛くてめまいがw 
    先生スゴイ!
こ ば し:Ky先生。話せば長いことながら、私のスタートは幼子を残して生きるか死ぬかだったですもん。
    また、出せばよいと言うものではなく、その質や色・臭いを見届けなければなりません。それは完全に”汚物”であって、血管内の血液とは似て非なるものです。
Myさん: 小橋先生 はじめまして、シェアさせて下さい。
こ ば し:My先生、有難うございます。
    このことは、徹底治療の必要を裏付けることが出来そうです。

♬♬♬♬♬Facebook もう一つの対話 ♬♬♬♬♬♬♬
 JFIR上咽頭炎治療/田中亜矢樹Dr.新聞記事/医療ルネッサンス180406

Aさん:夫がいつも風邪ひくと長引いて、痰との戦いをしています。片頭痛もあり、これかもしれない!と思いました。東京でこの治療をしてくださる耳鼻科を探したいです。
こばし:JFIRはまだ育ち盛りの組織の様で、歯医者さんの方が多いようですね。
   これは見れますか? https://jfir.jp/about/
Aさん: おはようございます。はい、拝読できました。ありがとうございます^^
こばし: これも良く解かります。 https://jfir.jp/topics/
Bさん:水戸にも一軒EATやってる耳鼻科があります。
   私の患者さんもいざという時行くそうですが、ハンパなく痛いと言ってました。でも効くそうです。
   治療中ガシッと押さえつけられるんですって(^^)
こばし:B先生、あのね、20数年前の話ですが、私、酷い蓄膿を患ったことが有ります。耳鼻科のお医者さんに「こんなことしてたら、ガンになる❢腫瘍になる❢」 
   「こんなきつい薬また出さんならん❢❢❢」と叱り飛ばされ、どうせ死ぬならと開き直り、持ち合わせの長~い中国鍼で腫れ上った鼻粘膜をブスリブスリと掃骨して生還した経験が有ります。

    以来一年に一回は使っている手なのですが、JFIR研究会のHPや堀田修先生のご本から、この処置は脳脊髄液の循環にも関わると云うことを知り、ワクワクしています。
   幸いなことに、大阪にもトップクラスのDr.いらっしゃるので、我が家の患者さんにも福音です❢
Cさん: 貴重な情報ありがとうございます。
こばし:C先生。痛みの為に「寄るな触るな」的な思いをしていらっしゃる患者方が有りますね。こんなところからでも道が拓けるといいですね~。
Cさん: 小橋先生、痛いところって、きちんと指圧してると次第にマシになります。それと同じようなことなのでしょうか?
   私も痛いところは触るなってのは間違いのような気がします。むしろ触らないと治らないという気がします。
   正直…私は、たぶんこの次亜なんとかいう薬は不要で、生理食塩水でも治るのではないか?と疑問に思ってしまうのですが…

こばし:C先生。実存する痛みの部位には、必ず怪しからんヤツが巣を造っていると実感でき、そいつを追い出さなければ話になりません。
   その意味でもJFIRの活動にワクワクしているのです。

    その中で、「既存の1%塩化亜鉛の治療に関しては満足できるものではない」と言う報告が有ります。
   これは瀉血療法でもあることから、病巣をリセットするために、より有効な方法を提唱しているお医者の発表も有るようです。
   今回参加出来なかったことは残念でなりませんが、JFIRの研究活動からますます目が離せなくなってきました。

 P/S 痛みに関するイメージですが、《痛み》と言う魔物にすっかりおびえているかに見える人(又は時期)が有ります。
 で、最近の我が家での会話。

「《痛み》と言う敵との陣取り合戦にすっかり負けてしまって、《痛みと言うお札》を体中に貼り廻らされているみたい。
 そのお札、一枚一枚剥ぎ取っていかなければならないのに、『寄るな触るな…』では私の出番は有りません。」

「私と二人三脚して下さり、薬漬け・痛みの橋を戻って来て下さる患者さまのお陰で、私は今、とてもとても強い「hari-bahba」になりました。有難うございます。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 誤嚥性肺炎のこと 
⇒我々は、口腔ブラッシングと鼻うがいを徹底することでエスケイプしたいものですが、心得ておきたい記事なの、此処にでシェア致しました。

 我々が風邪をひいた時などに起きる、鼻腔や口腔などの上気道炎。
そのヌルヌルした老廃物が、喉や気管支にも溜ってきて咳が止まらなかったりして……なかなか苦しいものですね。

 ただ特定の持病でもない限り、季節性であれインフルエンザであれ、先ずは三日三晩を安静に過ごせば、後の数日は体内で闘った老廃物の処理期間となり、回復して行くことは体験なさっているでしょう?
 が、介護・看病なさる方の心得として学んでおきましょう。
とても解かり易い内容になっています。ご参考にどうぞ。 

元記事~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

《誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは》
http://www.balance-b.jp/sos/enge/enge03.html
本章では、「嚥下障害」が原因で起こる「誤嚥性肺炎」に関し説明します。
1章でも簡単にご紹介しましたが、水や食べ物、胃食道逆流物*)などが誤嚥によって肺に入ってしまい、細菌が繁殖して炎症を起こすことで起こるのが誤嚥性肺炎です。
 高齢者のかかる肺炎は、誤嚥性肺炎が多いと考えられています。
飲食物の誤嚥による誤嚥性肺炎が起こる流れを、下図で解説します。

(*)胃食道逆流 : 胃の中のものが、食道を遡って逆流してしまうこと。 
      一般的な誤嚥性肺炎発症の図
一般的な誤嚥性肺炎発症の図

高齢者はわずかな誤嚥が重篤な肺炎や呼吸器疾患につながりやすいため、誤嚥性肺炎に関して周囲の人が十分に注意しておく必要があります。 

★「こんなことが原因でも起きる?」
誤嚥性肺炎の原因には、飲食物の誤嚥以外に次の二つの誤嚥が考えられています。

1. 細菌を含む分泌物の誤嚥
細菌を含んだ唾液などの分泌物を誤嚥する


 口の中(咽頭や喉頭)の粘膜に細菌の巣(コロニー)ができていて、細菌を含んだ唾液などの分泌物を誤嚥する。

 2.胃食道逆流による内容物の誤嚥

 Ã¦Â¶ÂˆÃ¥ÂŒÂ–液を含んだ食物を誤嚥する 
 夜間睡眠中、胃食道逆流により胃内容物を誤嚥する。
(この場合、酸や消化液を含んでいて化学的に気道粘膜を損傷するため、肺炎が起こりやすくなる)
 一度誤嚥性肺炎を起こすと、気道粘膜はなかなか完全には回復しません。そして粘膜の感覚が鈍くなってしまい、誤嚥しても咳が起こりにくくなり、食物を有効に排泄できないためますます
肺炎の危険が増大する、という悪循環が起こります。

 
★「誤嚥性肺炎の兆候や発見法は?」
 医師であっても、内科や呼吸器を専門にしている医師でないと診断がなかなか難しいものです。
「風邪です」と言われて薬をもらってもなかなか治らない、その後だんだん元気がなくなり…よく調べたら誤嚥性肺炎だった、というケースもあります。


 1. 激しく咳込む
 2. 高熱が出る
 3. 濃い痰が多くなった
 4. 呼吸が苦しい


 上記のような典型的な症状があれば発見は容易ですが、高齢者の場合、外に出る症状が軽いのにも関わらず、肺炎が進行していることもしばしばあります。
 一般的な熱・咳・痰などの他に、次のような症状に注意してください。


★その他の注意すべき症状

 · 元気が無い
 · 食事時間が長くなった
 · 食後に疲れてぐったりする
 · ぼーっとしていることが多い
 · 失禁するようになった
 · 口の中に食べ物をためこんで飲み込まない

 このように、肺炎と無関係と思えるような症状でも、よく調べると肺炎であったということがあります。「変化に敏感になる」ことが大切です。




#12.《JFIR日本病巣疾患研究会とEAT療法》

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