こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | 《仮置き》線維筋痛症患者さんとの対話3(on Facebook)編集中

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

《仮置き》線維筋痛症患者さんとの対話3(on Facebook)編集中

2019.02.28

Aさんの記述:130502
  《線維筋痛症セルフケアプログラムについて報告》に伴う37の対話
 線維筋痛症・難病支援コミニュティから、「先日森ノ宮医療学園専門学校で行われた『線維筋痛症の患者のためのセルフケアプログラム』の内容について報告して下さい」と依頼がありましたので報告しました。こちらの近況にも報告します。
 先日第一回目の講義の内容は専門家による認知行動療法と食事療法についてでした。
認知行動療法の講義では主に認知の歪みに気付き柔軟に考えられることを目的に「状況や出来事」に対して認知と感情の整理を実際に行いました。
この理論は実際にテキストを用いてとにかく練習する事で日常生活に生かすことや、家族や友人のサポートが大切だと感じました。現在私に一番必要なのはトリガーポイント鍼治療ではなくこの認知行動療法だと思います。なかなか難しいですが。
 痛みの認知「破局的思考」が慢性疼痛と関連することも講義で先生が言われてましたが、私の場合はこの破局的思考が一番の悪化の要因になっており現在も回復の妨げになっていると感じました。
 栄養学の講義では線維筋痛症は過食による肥満が疼痛に影響するため炭水化物や甘いものは控えるようにという内容でした。私の体験からは過食も抑圧された感情が大きく関連しているので食事と心の関係について講義して下さると良かったと思います。
 コミニュティの管理人様から「Aさんにとって情報提供の場だけでなく、今後Aさんが症状が悪い時のはけ口の場にもなるよう支援していく」と言って下さり、管理人様の方が辛いはずなのにと、私は胸がとても熱くなりました。
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小橋:Aちゃんの報告を聴いていると、心のシンドさと身体のシンドさが雁字搦めでとぐろを巻いている姿が目に浮かぶ。長年辛い思いをしてきた心と身体の姿なのでしょうか…。これからは、一つ一つ分離して、要らないものを捨てる練習?そのために必要な躰の栄養・心の栄養を考えるのね。
Aさん: そうですね。特に過去の苦しみや長年満足した治療を受けれなかったことが文章に反映されてるよね。でもそれが僕の(仕事や慢性疼痛の患者さんの支援)生きるモチベーションにもなっているんですよ。Cさんと似ているのかもしれないですね。と今日はお見合いなので気分転換してきます。
小橋: お~、行ってらっしゃ~い!!!
Aさん:いつまでも過去にこだわっていたら駄目ですよね。結婚して家庭を持てば変わるかも。
小橋:その気になれたの?
Aさん:そうですね。過去の辛い事は忘れようと思います。満足な治療を受けれなかったのは、まだ発展途上の治療で情報が不足していたから仕方ないと思います。未来の患者さんには個々にあった満足した治療が受けられるようにして行きたいと思います。
 調子が悪い時は全然分からなかったけど、回復してくるとどういう状況でどのような痛みや不定愁訴が出るか分かってきました。線維筋痛症などの重症患者さんは治療だけでは限界がある。セルフケアとは多分自分の慢性疼痛や不定愁訴の原因や状況(自分に何が起こっているのか、)把握して、状況に応じて自己コントロール出来るようにすることなのかなと思います。難しいよね。
伊藤先生はとにかく楽しむようにアドバイスして下さったので、他の参加者の方と楽しみたいと思います。
小橋:>結婚して家庭を持てば変わるかも。
Aさん:クリアボディ鍼灸院Hr先生の記事を参考にしてこの病気は鍼治療だけでは治らない。泣いたり笑ったり、達成したり社会の中でたくさんの感動をすることで回復していくものだと思う。自己セルフケアの目的が少しだけど分かったような気がします。
小橋:成る程ね、こころとからだ…。心の栄養もたっぶりと摂って、病との陣取り合戦に敗けないと言うこと?この戦いは、楽しんでやれるといいですね。
Tnさん: 食事については甘いものがあまり良くないと言う知識しかありません。もっと詳しい情報が欲しいですね↑↑
小橋: 【ご参考】 『糖化』(煮詰り・オコゲ)は老化・万病の元 (ためしてガッテンより)  http://blogs.yahoo.co.jp/ms_acupun/4545881.html BLOGS.YAHOO.CO.JP
41.『糖化』(煮詰り・オコゲ)は老化・万病の元(fromガッテン) -…
Tnさん:運動があまり出来ないので、夕食は野菜、豆(豆腐など)を中心とした食生活にしてますが、炭水化物、極端にとってません(^_^;) 
 結果、最近、糖分求める様になっちゃってます(汗)特に、夕食後、しばらくして血糖値が下がった頃にむしょうに甘いもの食べたくなりますね(^_^;) バイヤバイf(^^;糖化の原因ですね↓
甘いものはなるべく昼間に取るようにしなければf(^^;
Aさん:小橋先生多分そうなのかと思います。僕も全身の痛みは身体が緊張した時に襲ってくるし、やっぱりハンデはあるから毎日が闘いで不安です。
 ひとつの課題をクリアしてもまた次の課題がでてきます。でも僕の場合は自分の理想のゴールを達成するように頑張らないと回復しないと思ってます。
小橋:Tnさま、「夕食後、しばらくして血糖値が下がった頃…」って? 何時ごろたべるの?
夕食後食べないのが健康の秘訣ですが、夕方(夕食前)に起きる一過性の低血糖はアメちゃんでも一つ、補った方が良いという話もありますが…。
Aさん:Tnさん今晩わ。運動があまり出来ないのはとても辛いですね。疲れやすいからなかな?
 プログラムでは線維筋痛症と栄養の関係はまだ分からない事が多く、肥満により筋肉に負荷がかかりやすく、痛みが悪化しやすい傾向にある。糖質の撮りすぎを抑えてバランス良く食事して、BMIを正常に保つ事が大切と説明がありました。トリガーポイント研究所の佐藤先生のホームページに栄養と痛みの関係について記載してありました。
 ビタミン、ミネラル不足は神経系の刺激受容量を増大し、糖質過多はビタミン、ミネラルを不足しやすい。糖質の代謝にはビタミンBが必要なため消費されやすい。
 鉄不足、糖質の撮りすぎで頭痛を起こす事がある。低血糖症の中に通常の食事や甘い物や食べた後に血糖値の急激な上昇、下降すると下がりすぎた血糖値を上げるためにたくさんのホルモンが分泌されてその影響(アドレナリン、ノルアドレナリン)などの神経伝達物質が大量に分泌されて頭痛を起こすタイプがあると記載してありました。参考に少しでもなれば嬉しいです。
Aさん:今TVで放映されているうつ病完全予防スペシャルの中で肉、レバー、卵はタンパク質、ビタミンB群、鉄を同時に摂取出来て脳内ホルモン(セロトニンノルアドレナリン、ドーパミン)が合成される。脳内ホルモンはストレスで減る。うつ病の予防は4つのS食事、生活リズム、スイッチ、睡眠)が大切だと放映されてました。
Tnさん:小橋さま⇒肥満予防の為に、炭水化物は昼しかとらないようにしていますが、1日2食の食生活なので、夕食は8時〜9時頃です。
 1日に1度も炭水化物取らない日もあります。無性に甘い物が食べたくなるのは、夕食の1時間30後位ですかねf(^^;
 炭水化物をあまりにも控えると、甘い物を欲する気がします。夕食後、甘い物を食べるのが習慣になってきててマズイ状態です。
 Aさん、参考になります。ありがとうございます。運動が出来ないのは一定の動作を続けると、必ず体のどこかが痛みだすからです。
 歩いているとふくらはぎが吊りそうになり、自転車だと股関節といった風な感じで痛みだします。水泳はたまに腰が痛くならない程度にゆっくりします。
 私は皮膚なども過敏で、神経痛も伴った症状なのですが、アドレナリンなどの大量分泌は神経痛にも良くない気がします。 神経高ぶったり、汗をかくと皮膚のピリピリも強くなります。
Aさん:Tnさんお疲れ様です。僕も勉強を始めたばかりなので一緒に勉強して行きましょう。よろしくお願い致します。
 動いて痛くなるのは辛いですね。筋膜が張っているのかな?水中歩行などリハビリも頑張っておられるのですね。僕は今は動いている方が楽で、じっとしてると症状が重くなるので僕と反対ですね。僕も悪化時皮膚が過敏になりピリピリ感が出てきます。トリガーポイント注射は過敏やピリピリに効きますか?過敏やピリピリ取る方法があればいいですね。
 疲れは大丈夫ですか?アドレナリンの大量分泌は僕も良くないと思います。僕もこの病気になってリラックスの大切さを痛感しています。 
Tnさん:同じ動作の継続がダメみたいで、家事などで動いている分には逆に体ほぐれてきて大丈夫です(^_-)
 過敏症の方は、常にビリビリ電気風呂に入っているような感覚ですが、だいぶ良くなりました。酷いときは下着の締め付けも、ジーンズもダメで、いつもダボダボの洋服ばっかり着てました。生地によっても過敏になるしで、洋服選びが大変でした。
.帯状疱疹に使う薬らしいですが、副作用が少ないらしいので、通院時はノイロトロピンの静脈注射&普段は錠剤を服用してます。
トリガーポイント注射の時に生理食塩水に混ぜてもらったりもします。
 Dr.Ktに聞きましたが、最近はトリガー注射の際に、下半身にノイロ使うと静脈注射より効果が高いという説があるようです。あと、今の時期、特に疲れが取れにくいようです。
 加茂入院時の知り合いも5月に入ってギックリになったり、疲れがとれない人が多いみたいです。みんな5月病ですかね(* ̄∇ ̄*)
Aさん:Tnさん今晩わ。過敏性良くなって良かったですね。僕もビリビリ感は電気風呂に入っているような感覚です。交感神経が緊張すると強くなります。
 トリガーポイント注射にノイロトロピンを使用すると効果があるのですね。
 Tnさんは動きすぎても、じっとしすぎても痛くなるようですが、筋肉が長持ちせず疲れにも影響しているのかもしれません。何かセルフケアで良い方法があるといいなですが。僕も最近疲れやすいけど季節の変わり目なのかなと感じています。夜は眠れていますか?
 加茂整形外科懐かしいですね。 当時はまだ空床があったから先生から入院して下さいと頼まれました。(*^_^*)
Tnさん: わたしも緊張や、ビックリするような事があると、ビリビリ強くなります。ビリビリ強くなると筋肉も引っ張られ感が強くなって痛くなります。
 ビリビリ強くなると、温泉で温まるしかないです。温泉で長風呂して、リラックス&軽いストレッチで体を疲れさせて、副交感神経が働いてくれるの待つ感じです(^_-)
 毎日、湯船に浸かってますねぇ〜〜今の所、セルフケアはそれしかないです。最近は寝付き悪いですよ↓↓
Aさん:Tnさん今晩わ。Tnさんも自律神経の異常が不眠や疲れの原因になっているのですね。眠れないのは何より辛いですよね。睡眠がとれる事がひとつのキーワードだと思います。
 私は常に身体が緊張していて、緊張が痛みと大きく関係しています。多分私の場合は新しい出来事を体験する時や人間関係の中で緊張するようです。多分私は不安障害だと思います。
 一日中緊張しているから、ずっと眠れませんでした。だから朝起きたらすでに疲れていて、集中力の低下から仕事でミスばかり起こしていました。
 今も緊張していますが、最近になって比較的眠れるようになり、疲れもある程度ですが、とれるようになりました。多分それは治療の効果と、自分の抑圧された感情に気づき、認知行動療法を行うことで自分の感情をある程度ですがコントロール出来てきたからだと思っています。
 病気とはいえ家から一歩も出れませんでしたが、京都に出てきてからは信頼出来る先生の治療を受けて徐々に身体の調子が良くなってきているのを実感しながら徐々に新しい事にチャレンジを繰り返してきました。失敗したらまたチャレンジを繰り返しました。そうしていくうちに、少しづつですが、病気である自分という意識から外れてきて体調がよくなってきたのだと思います。人間関係も人から見られる事を徐々に意識しなくなってきて距離感を保てるようになってきた事も回復に影響したと思っています。でも僕は今でも治療に依存しています。
 自律神経の異常やそれに伴う痛みは、感情が大きく関係していると感じています。それをコントロール出来たらいいのかもしれせん。
 他に僕は自律神経の調整や疲労には田内先生による大腰筋のマッサージや他に足つぼマッサージに通っています。どんな治療でもその場で眠るようなら効果が出ているのだと感じています。
鍼灸師Hs:自律神経のコントロール、難しいですもんね。
Tnさん: ですね。自律神経がうまく機能してないです。交感神経が優位で、体が休まらないですね。治療と薬にかなり依存してますよ。でも、トリガーポイント治療は、薬を断つ事が、一つのキーらしいですね。減薬しながらの治療(最終的には断薬)をしている人の方が明らかにトリガー治療の効果が高いというデータが出てるらしいですね。だいぶ薬減ってきましたが、ある程度減ってからは、なかなか減らせずです。
 Dr.Ktにも、何度もそろそろ減らす?って聞かれてましたが、今まで渋ってました(苦笑)
 今日から、1日2錠だったデパケンという薬を1日1錠に減らす事になりました。体の反応が怖いですが、胎児に影響がある薬らしいので、将来の事を考えると、いづれは切りたい薬なので、頑張ります(^-^) かわりに体力回復系の漢方を増やしてもらいました。
 マッサージや、カイロも、何故か体に力が入ってしまうんですよねぇ〜↓回数重ねてその人に慣れるまで緊張してしまいます。
 引っ越したのでまだ自分に合う人が見つかりません。早く見付けてマッサージ受けたいです(^^)/
Aさん:Tnさん今晩わ。今日も一日お疲れ様です。僕は今まで薬をたくさん飲んでいましたが、最初は効くんですが徐々に効かなくなってくるので今はリフレックス1Tだけ飲んでます。
 文章を見てると回復に向かってるようですね。良かった。きっと薬やめられると思いますよ。Kb先生のような優しい先生に出会えるいいですね。(^-^)/
 Hs先生コメントありがとうございます。慢性疼痛の治療は心理、社会的支援と自律神経、トリガーポイント治療が大切だと感じています。Hs先生のような全て出来る先生が増えるといいですよね。
Dr.Kt:この対話を読んで、私も身が引き締まりました!自律神経だけに、「自立」してほしいですね~
 伊藤和憲先生の新しい書籍「トリガーポイント筋肉トレーニング」は素晴らしいですよ~。拮抗筋を鍛えることで、対象筋を緩める。これぞ適切な筋トレ!と思いました。
Tkさん:原因を取り除かなくても、痛みを軽減することができます。例えば、痛い場所と違う場所をつねったりすると、痛みの意識がそっちにいきますね。
 戦場の兵士が凄い痛みを伴うはずの重症を負っても、命からがらで戦場から逃げてくる。この時の負傷は「痛くて動けないじゃないか?」と言うくらいの重症。
 Kt先生は、本当の原因を治療しようとしてるのではないでしょうか?やっぱり本当の原因を取り除くは王道なような気がします。
鍼灸師Hs: 【例えば、痛い場所と違う場所をつねったりすると、痛みの意識がそっちにいきますね】・・それは、少し違うような・・近いようなp(^-^)q
 私は、これが自律神経の調節されたことの【一つだと思ってます。】確証はありません。難しいです。動画をどうぞ。http://youtu.be/Q9osu84WU74
    YOUTUBE.COM 左背中・腰の痛みのある患者H.flv
      http://youtu.be/ZVlI-dN5438
    YOUTUBE.COM 脇腹の痛み肋間神経痛のような_2011_4_12.avi
Aさん:あーっ先生見て下さってたんですね。(^-^)/ 
   Kt先生コメントありがとうございます。早速読んでみます。
鍼灸師Hs: http://egg-of-acc.iza.ne.jp/blog/entry/1369421/
    EGG-OF-ACC.IZA.NE.JP
   免疫力をつける・・鍼と灸 イザ!
  https://www.facebook.com/photo.php?fbid=372312149524528&l=3fefe57fd0
   自動代替テキストはありません。   
Aさん:Tkさん久しぶりですね。そうですね。原因を取り除く事は大切ですよね。
   ⇒ 骨膜から向うの『ネバネバ、ねちょねちょ』は、飴炊きの『煮詰り+おこげ』を想像させますね。施鍼後も生体が洗い流せないなら、ヘドロとして最寄りの所から体表に引きずり出す『刺絡療法』の力を借りるのが善策でしょう。
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Aさんの投稿 130108-1 『今日はTm鍼灸治療院に治療に行きました。』
 右背部特に右の肩甲骨の内側に違和感があるという事で、右背部の多裂筋、右肩甲骨内側の菱形筋の極わをめがけて鍼を打ってもらいました。しかしいい線はいってるけどあと一歩足りない。骨膜に届いているのに何故?前回は認知覚に近い感覚が連鎖的に出たんだけどな〜。
治療後トリガーポイント評論家伝説の男Tkさんに電話すると、「おしいけど少しズレてるんだよ。」とアドバイスされました。
 その後Tm先生に電話すると、前回はすぐに認知覚がでたからその筋肉の走行(トリガーラインにそって打つことで連鎖的に反応が出た。今回は確かにズレていた。」と反省していました。「でもなんなりとなんでも悪い所は指摘して下さい勉強になります。」と言ってくださいました。僕も勉強になりました。まだまだたうち先生と僕の挑戦は始まったばかりです。
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TPに当てること。「いい線にあててるんだけど、おしいんだよな~」「まさにどんぴしゃです」両方の場合がありますね。TP鍼灸師の方はあんな細い鍼をどうやって「どんぴしゃ」に当てられるのか不思議です。
 ひとつは、患者さんに聞くと言う事が大切だと思います。そう言う環境を施術者の患者もつくる努力が必要かもしれません。私は先生に治してもらいたい。普通に勤め人やってると、他人と仕事をせざるを得ません。そうした場合、物事をスムーズに運ぶにはお互いに共通した認識、共感するものを持った方が良いのです。
 お医者さまは偉い。だから、言いずらいことも沢山あります。それを言いやすい環境にすること。もし自分が治りたければ、お医者様や施術者を守護神のようにするのです。そう言う患者からの努力も大切だと思います。
 治してくれる先生がトリガーの先生なら、患者もトリガーを知り共感し治療に参加することでしょう。
小橋:>物事をスムーズに運ぶには、お互いに共通した認識、共感するものを持った方が良い…。⇒これは至言! 駆け出しの頃オババは「何処までも聴き取ってあげて」とアドバイスされた事がある。聞いても、お応えする技術も知識も持たない頃の話。
 けれど、今なら解る。患者様は、ご自分のお身体の訴えを聞き取らなければならない、サインを無視してはならない。
 そして、我々技術者は何処までも患者様の主訴に耳傾けるべき。そして、協力して作り上げるオーダーメイド。
小橋:>これから研究によって様々な事が解ってくると…。しかり。『よき研究者の下、“立派な”患者さま、よき技術者の結集!』と、これはオババの初夢。
Aさん:何故当たらないか私が明確に答えられるようにならないと行けない。
鍼灸師Ey:Aさん、お聞きします。このときは自発痛はありましたか?運動痛だけなら、発生源認知覚は、関与していないかもしれませんよ。今日 黒岩先生から教えていただきました。最低限ズンとくる(感作)とこを治療して結果待ちだそうです。
Dr.Kt:私も10月に黒岩先生と話した時に、認知覚の話題になりました。自発痛は認知覚がでるが、運動時痛は認知覚が出にくいという観察だそうです。しかし、私の運動時痛のみの時は、骨膜を攻めると森田先生には教わったこともあります。難しいですね~
小橋:>①自発痛は認知覚が…、②運動時痛のみの時は、骨膜…。
   ⇒納得です。②の「動かして痛い」時は、運動器としての生体を考えて筋の起始部・停止部・係留部分(壁紙)が引きちぎられる現象(微細断裂?)が起きていないかと考えます。従って、治療ポイントは奥の壁際。ちょっと無理な説明ですか?
 局所には超過敏現象が起きていて(鍼先が触れると脂汗を伴う様な厭な痛み)、我慢を強いると多くの場合ウラマレれます。が(ババの体験から)ここを宥めすかして深部に潅流を図っておくと、翌日にはお馴染みの筋肉痛に変化した後、寛解が望めます。
Aさん:Ey先生、Kt先生、小橋先生コメントありがとうございます。とても嬉しいです。ちょっと私の場合は症状が複雑です。 症状が重い全身痛の時はじっとしていても運動していても変わらず激痛でした。
 現在は頸部全体の締め付けられるような違和感と背部全体の中程度の誰でもあるような重だるさ(しんどい)があります。頸部については臥床しいると、動かしたり向きに関係なくほとんど症状はなく、起き上がると症状が強くなる。座位よりも立位で症状がやや強くなり特に立って歩いていると身体全身の負荷が頸部にかかるような感じで強くなる。
 でもランニングしていると不思議と時間が経てば症状が軽減していきます。特にストレスなどによる緊張や急に暑い場所から寒い場所に移動した瞬間悪化します。背部の症状は特に緊張で悪化し、ランニングしたり伊藤先生に教えて」頂いた大胸筋を伸ばすようなストレッチをすると軽減し、するとそれに関連して頸部も少し楽になります。難しいですね。症状が良くなってほしいけど、最近はこれくらいでもいいかなと感じています。
Aさん:以前トリガーポイント研究会スタッフのKita先生に「Aさんと同じくらいの筋肉の状態でも痛くない人はいる。痛いと痛くないは紙一重だからね。」と言われた事があります。僕の股関節の右側の奥は責任トリガーポイントがあって認知覚がでる。今鍼を刺してもらっても間違いなくでます。Tkさんの肩甲挙筋と同じくらい硬いらしいです。以前は痛くて歩けなかったけど大丈夫と何度も言い聞かせ意識しないでいるとその部分の痛みはなくなりました走れます。
 鍼灸師のOy先生もその方法で自分の喉の痛みをかなり軽減出来たと言ってました。責任トリガーポイントが活性化していても痛みをなくす方法はたくさんあるのかもしれません。
  どんなに技術が高い先生でも患者さん全員に認知覚が出せているのかな?と最近感じています。もちろん認知覚を出すのは難しいけど、痛みの質や体質によって出ない人もいると思います。また認知覚の判断て意外と難しいんじゃないかと最近感じています。
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Aさんの投稿:130108-2
 昨日はYtクリニックのYt先生に始めて挨拶を兼ねてメールしました。
Yt先生に「Aさんのトリガーポイントの考えを聞かせてほしい。」と質問されたので、ただの刺激か認知覚の判断と、刺激量の調節、鍼を入れている時の筋肉の状態と全身の緊張状態の把握、鍼を抜いた後の触診と手技療法も重要で認知覚を出すだけでなく治療後筋肉が柔らかくなり正常に働いているか確認すること、なるべく起き鍼をして副交感神経を優位にする事が大切だと思います。とコメントしました。Yt先生はその点は気をつけているとの事で、「Aさんはとても貴重な体験をされた。MPS研究会では看護師は少ないから頑張ってほしい。6月に会いましょう。」とアドバイスされました。
今日は感激して夜眠れません(^-^)/
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小橋:お~!How nice! ところで、夜更かししてるのは貴殿の方でしたね。ハハ…
Aさん:もうすぐ仕事なのに感激して眠れないです。(^-^)/ 
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Aさんの投稿:130125-1 《Kt先生からの気づきのメッセージ》
 先日のMPS研究会後のレストランの小さな懇親会で、「私なら患者さんを長期間入院させない。それでは患者さん達が傷を舐めあう。私は何人も患者さんを、少々無理やり社会復帰させてきた。痛いから幸せじゃないと限らない。」と私におっしゃいました。
 私は頭の中で、それは数年前の私の事です。傷を舐めあう→頭の中で痛い(マイナスの感情や不定愁訴)のことばかり考えている。→痛いと言う事で自己表現しあっている。→あまり動かないことも大きく関連し神経過敏になり痛みの悪循環を引き起こす。
 自分を含めて1年半たくさんの石川県の入院患者を見てきたけど、部長や課長などの社会的役割、自己価値が高くてて仕事や仕事での人間関係が充実している人や家庭環境が良好な人、何か目標にに向かって努力している人、面白い趣味を持っている人などはあまり見たことがない。=QOLが高い人とイメージしました。
 以前Kita先生に言われた私位の筋肉の状態でも痛くない人はいる。どうにもならない筋肉ではない→今は骨膜まで3番でもすぐ届くのだから以前より良くなっているはず。認知覚を探してる場合じゃない。→もっと良くなる。→少しづつ痛い自分から意識をはずしていく。Y先生のブログの強い心を持つには決めたことを継続し続けること、人間の能力にそれほど大差はなく日々の意識と感謝が将来を変える。→治療費を稼ぐために働くのではなく、今の職場でスキルを向上して出世すれば痛みももっとよくなる。自分にもできるんじゃないか?→未来の成功してる自分をイメージ→働かせて頂く事に感謝しながら日々の失敗を反省しちいさな成功体験を積んでいく。失敗してもやり直せばいい。生活にメリハリをつけて手帳を予定でいっぱいにして遊ぶ時は遊ぶ。なるべくプラス思考のいろんな人と付き合う。→そうすれば不安も減るはず。緊張してる時は深呼吸する。
 人間関係に関しては、最近相手を観察する事でストレス回避のやり方がほんの少し分かってきました。人間関係の真ん中に入るのではなく、いい意味で距離を置いて第3者的になるというか、テレビの映像を見るようにしました。そうすることで相手の感情に振り回される事が少なくなりました。これはEy先生に勧められたNLPの本に記載してあったので自分なりに実践してます。気づきによりかなり痛みを軽減し毎日が変わってきました。
 ただ私の場合は鍼治療により症状が改善して筋肉が柔らかくなってきたから思考も少し柔軟になり気が付けたのかなと思ってます。Kt先生本当にありがとうございます。感謝しています。視聴者の皆様、こんな書き込みに付き合って下さり本当にありがとうございます。おやすみなさい。
 次回予定 Tm鍼灸院での刺激量の調節と姿勢分析、姿勢に対して鍼治療による回復過程
 次々回予定 患者さんとの信頼関係と気持ちの理解は回復に大きく影響する。自分の体験を通して 
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Aさん: 痛いと痛くないは紙一重、ちょっとした一言が患者さんの状態を急激に悪化させる危険性がある。痛みへの患者さんへの介入は本当に難しい。と痛感してます。:紙一重を敏感に感じられるあなたは素晴らしい。
Aさん:Htさんおはようございます。Htさんは時々トリガー鍼灸を受けてますよね。仕事が忙しいはずなのに、休みはスキー教室の先生をしたり、日帰りは遠くまでツーリングに行ってる。最近は何やってるの?と思ってましたが、あなたが元気な理由が少し分かりました。
Aさん:参考にしていただければ嬉しいけど、これはあくまで私の個人的体験です。肩凝りひとつでも慢性疼痛の治療は簡単ではありません。筋肉の現場にはトリガーポイント治療がとても有効な治療のひとつだということと、現場の治療や気づき、洗脳などそれは個人の状況によって違うけど思考がポジティブになることが鍵を握る。それには患者さんの気持ちの理解と信頼関係が大きく作用すると感じています。
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Aさんの記録:130125-2 《最近とても調子がいいです。》
 症状は中程度の背部のしんどさと軽度の右首の違和感、立つと軽度の首に負荷がかかっている感じで仕事に支障がほとんどなくなりました。治療は今まで平均数日に一回2時間の治療を受けていたのが、現在は2週間に一回でも大丈夫です。何故ここまで回復したか自分なりに分析して記載したいと思います。
 第一章小橋先生の掃骨鍼法での治療効果
 5年前から全身にナイフが埋まっている痛みに悩まされてきました。トリガーポイント鍼灸を受けて、良いトリガーポイント鍼灸治療を求めて日本全国たくさんの鍼灸院を周りました。他には歯のかみ合わせ治療を九州ままで通って受けたり、様々な整体治療も併用して受けました。多分私ほどトリガーポイント鍼灸を受けた人は全国探してもいないと思います。何の自慢にもなりませんが。
 しかし改善せず激痛のあまり寝たきりになり、4年前から1年間部屋で天井をみるだけの生活を送っていました。ある日見舞いに来た友人から「おまえの母さん骸骨のようにやつれた。」と言われて悔しくて悔しくて、家を出る事にしました。
 トリガーポイント鍼灸の本場大阪に行けばなんとかなるかもしれない。大阪に行こうと次の日には家を飛び出しました。確か2年4か月前だったと思います。妹が高校を卒業してから京都に住んでいるので、母は京都に住む事を、強く希望しました。
 結局京都と大阪の中間の京都府八幡市に住居を見つけて、治療費を稼ぐため、すぐに京都市にて現在の職場で仕事を始めました。その後京都市までの通勤が大変なため去年の11月大阪府枚方市東船橋に引っ越すことになります。とは言っても600メートルしか離れてないのでほとんど京都です。仕事を始めてからトリガーポイント鍼灸をいくつか周りある鍼灸院で治療を受けました。その鍼灸院の先生はとても技術が高く人間的にも素晴らしい先生でしたが、石川県での入院仲間から「全身の交通事故の後遺症を何人も完治させてきた素晴らしい先生がいる。今まで受けれなかった頸部の前の治療も出来る。受けてみないか。」と誘われたのでさっそく小橋鍼灸院に行きました。そこで始めてトリガーポイント掃骨鍼法を受ける事になります。
 この時の自覚症状は頸部、背部、腰部全体のナイフが埋まっている状態で、不定愁訴としては集中力低下、記憶障害、視界が狭い、呂律が回らない。咀嚼が痛くて辛いなどがありました。記憶力障害はとてもひどくて仕事の簡単なミスはもちろん、自分の家が分からなかったり、自転車を何処に置いたか分からなくなる事が何度もありました。
 さっそく触診してもらうと、「頸部全体、背部、腰部、臀部がコンクリート状態で全身むち打ち症だなあ。」砕いて行きましょう。と言われ治療が始まりました。とにかく治療は雀啄で砕いていくため、今までどんな刺激にも耐えてきた私が、音をあげそうになる事が何回もありました。特に一番症状が辛い神経過敏な一番右の頸部は、膜が何層にもなっていて、受けている感覚としてはヌルヌル、ネチョネチョ、トランポリンのように押し返してきたり、こういった場合は通気性が悪い事が多いです。響きはドカーン、ドスーンや雷のような電光石化が、反対の首にも何度も響いたりしました。膜を突き破るとこの響きが何度も響く事を繰り返していました。
  去年の8月頃からはコンクリートが、耕されてじゃり道になっていくにつれ、全身の刃物の埋まっている痛みなくなり頸部、右は違和感、背部、腰部の重度の重だるさに変わっていきました。その状態になって隙間ができてからは、骨膜に鍼が届くようになり、先生は魚をさばくように筋肉と骨の間の癒着をはがすようになりました。この時の鍼先の間隔響きは上記よりも強かったですが徐々にドスーン以外の感覚はなくなりました。針先の感覚は、最終的にはジャリジャリ、シャリシャリになります。この音がでると、強い刺激はなくなり副交感神経が優位になることが多いようです。症状としては、特に背部の重だるさは中程度(だれでも感じる強いしんどい状態)に変わって行きました。トリガーポイント掃骨鍼法は筋肉と骨の癒着をはがすため脱感作が起きやすく、痛みの物質の排泄経路がたくさんできたため、回復が進んだと思っています。しかし頸部は呂律障害、咀嚼時の痛みは完治、集中力、記憶障害は7割改善したものの、神経過敏な頸部は鍼をいれると、(首全体の重だるい感覚強くなる。締め付けられる。吐き気、ビリビリ感が起こりふらつく)などの自律神経反射が起こる事が多くなり、今後は特にその症状に悩まされていくことになります。続く  
 次回予告第二章 Kt先生との出会いがきっかけで自分の感情に気づき自己流認知行動療法、NLPを行い、Tm鍼灸治療院でのトリガーポイントの刺激量調節と姿勢分析治療を始めたことによる更なる回復への過程
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Aさん:今は回復し普通に仕事しています。それも鍼治療をやめてもいいと思えるくらいに。これは同情してもらうのではなく回復している過程を先生の治療家先生の臨床に少しでも役立ててもらうためのポジティブなものです。そして慢性疼痛は鍼治療だけで改善するのは難しい。今後は患者さんと家族、医療チームで連携して治療する時代に突入します。家族への精神的サポートも大切です。看護師の役割は重要になってきます。自分の回復した過程が今後の看護に生かせると思っています。
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Aさんの記録:130203《今晩わ。しばらくは更新を控えます》
 それは最近は鍼灸治療を受けおらず、ある程度自分の痛みをコントロール出来るようになったからです。
 慢性疼痛患者さんの今後も増え続けると思われます。慢性疼痛患者さんはQOLが低下しているケースが多く大きな問題です。
 今後は慢性疼痛を生物心理社会学的疼痛症候群ととらえて、一人の患者さんを病気を含めて一人の人間として医療チームでアセスメントし、患者さんとの信頼関係と共感的理解を構築し最終的には患者さん自身の気持ちがポジティブになり痛みをコントロール出来る事が大切だと思います。
 昨日腰痛掲示板を久しぶりに見ましたが、患者さん達がトリガー注射、トリガーポイント鍼灸の効果について議論していました。
 痛みの悪循環を断ち切るには様々な方法があり、どの治療が合っているかは人それぞれです。しかし私自身もこれらの治療で改善し、効果が出ているケースが多いことから、これらの治療の普及は急務だと思います。
 今の私があるのはMPS研究会の先生と、この治療のお蔭です。本当に感謝しています。今後は私は患者として看護師としてMPSの概念とこれらの治療が普及しお医者様と、治療家が連携してたくさんの患者さんの症状が改善して幸せになりますように未熟ながら勉強して頑張っていきたいと思います。お休みなさい。
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Aさんの記録:130220《昨日Tm鍼灸院に久しぶりに行ってきました》
 腰が浮いてる感じがするので、多裂筋、大腰筋あたりを治療してもらいました。はじめて認知覚がでました。昔森田先生に治療してもらった時のあの感覚です。懐かしい(^-^)/もっとたくさん連鎖的に出せるともっと良いのだが。浮いてる感じも半分くらいになりました。なかなか上手くはなって来ている。しかしなかなか患者が来ない。Tkさんどうすればインターネットで引っかかるのだろう?
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Aさん:小橋先生は鍼に命をかけていてたくさんの修羅場を突破してきている。Tm先生もこれから様々な困難を突破して森田先生や小橋先生のような一流のトリガーポイント鍼灸師になってほしい。
 森田先生は姿勢、動作分析、触診をして何処に認知覚がでるか打つ前から分かっているようだった。1ラウンドが終わって、2ラウンド目は多くはない鍼で全てが認知感の連鎖が出た。これは全国20箇所以上治療を受けたけどこれは他の先生からは経験した事がない。小橋先生は姿勢、動作分析はしないけど解剖整理がイメージ出来ておりある程度はそれに近い技術を持っているので必ず当ててほしいところにピンポイントで短時間で鍼を入れてくる。打ってからずっと長いこと探しているようではまだまだだと思う。
小橋:>「打ってからずっと長いこと探しているようではまだまだだと思う。」
⇒う~~ん、成る程ねェ! 体験者(被験者)の言葉は重い!!! オババは未だに自覚症には勝てないと思っている。
 我が家で治療の最後に、患者様に「動いてみて。」「試してみて。」と言う時間を作るのは、それでも取りこぼしが有るから…。
Tkさん:医者は硬結さえ判りません。私が「異物、異物」と言って触察してもNG。MRIも撮りました。私は硬結の事知る前はガングリオンじゃないかとも思いました。
 私の通ってる整形のリハさんは「医者は硬結なんて判らないからね~」と。でも私の主治医、私の硬結だけは判ります。長年の付き合い。
小橋:そのお医者さまが、鍼を握って下さればきっとナイスキャッチして下さるに違いない。
 我が家に最近来て下さってるMPS研のDr.は、「石灰沈着様の異物を切り崩す」というオババの説明をご理解下さいました。今までのTPには無い概念だそうですが、“あの”結合組織の中で身動きが取れなくなって、変質硬化した異物を細かく刻むことで生体に再構築してもらう。そこは線維芽細胞の棲家だもの!マクロファージだって跳んできてくれるもの! キムDr.の隙間ブロックが有効な訳も、我々の鍼で仕上げができるということも絵空事ではないのよ。
Aさん:厳しいことを書いているが、鍼灸師は一人で開業しているから注意される事があまりないため自分のレベルが分かってないケースが多い。本人のためなんだ。お世辞を言ってもこれだけの情報化社会、いつか痛い目に遭うのは本人だから。まだ開業いたばかり、これからです。
小橋:自らがあちこち潜入して、比較検討でもして見ない限り、本当の所が解らない。我が家が曲がりなりにも続けて来られたのは、患者さま方が正直なコメントでもって、育てて下さったから。
Aさん:大阪人はズバスバ言ってきますからね。
小橋:貴殿も、いいとこ突いてますよぉ。
Aさん:Tm先生にいくつかのトリガーポイント鍼灸を受けたことがある人を紹介したが、まあまあ上手だと評価を頂きました。でもまだまだ現状に満足してもらっては困る。全国から治療に来る重症に対応出来る鍼灸師になってほしい。成長を楽しみにしているよ。
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Aさんの記録:130221 
 慢性疼痛の患者さんからトリガーポイント鍼灸で何処か良いとこないからよく質問されます。
僕なりにこの患者にはトリガーポイント鍼灸は合っているだろうか?技術的な事も含めてこの先生にはこの患者が合っていると慎重に悩んで悩んで紹介しています。でも僕もまだ情報が不足していてトリガーポイント鍼灸師の質に大きな差があるためなかな紹介出来ないケースもあります。僕は派閥に関係なくもっとネットワークを作ってたくさんの患者さんにこの治療を受けられるよう頑張って行きたいと思います。
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Aさんの記録:130222《今日は小橋先生の顔が見たくなったので…》
 治療に行ってきました。「あれいつもと何か違う。先生輝いている。とても元気ですね。70歳前とは思えない。何かあったんですか?」と質問すると、「最近MPS研究会ではアナトミートレインが話題になっていてワクワクしています。アナトミートレインホルモンが分泌しているんです。」と返事されその後ずっと嬉しそうにアナトミートレインの話をされて治療はあまり進まず、結局治療終了となりました。(^-^)/
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小橋:あれ~ 誰だっけ、「5番で置鍼法」などと所望されたのは?
それでも肩甲間部は丁寧な掃骨鍼法、他は単純な掃骨鍼法でした。
股関節の古傷処理は証拠写真を送りましょうね。
 アナトミートレイン! 筋肉のツギハギで説明していたものが、遠慮なく“流れ”で捉える事が当たり前になってしまったよォ!!!
Aさん:アナトミートレインの本、本屋に予約してしまいました。調子が良くなってくると鍼が怖くなったので5番で置き鍼をお願いしました。先生は「今度は打たしてもらう。」と言っているけど、首はもう結構です。(*^_^*)
小橋:【アナトミートレインズ】…大小600個の筋は、結合組織という大きなスーツのポケットに入っているという。(そのポケットも脊柱起立筋あたりは5重にも6重にも重なって、骨格と言う支持組織に貼り付いている。運動器としての生体を考える時、最も障害を受けやすいのはどこ? 
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Aさんの記述 140120  《掃骨談義―一真価を知らぬままの一般論を含む》
 故小山曲線先生は掃骨鍼法を編み出した伝説の鍼灸師ですが、生前認められることなくずっと鍼灸業界から強いバッシングを受けてきたそうです。
絶滅しかけてきたその治療は小橋鍼灸師達の活動により、再び脚光をあびきています。
 先日ある関西で一番古くから掃骨鍼法を行っている鍼灸師に、Aさんの活動はきっと小山先生が天国から応援してくださってると思うと激励されました。
小山先生に恩返しするためにもこの活動を頑張っていこうと思います。
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 Tkさん: 著者のヴァネーバーブッシュはマンハッタン計画に参加した有名な科学者です。原文は英語です。訳文を見つけました。
As We May Think P3
>メンデルの遺伝法則の考え方は、一世代にわたり世界から失われていたが、それは彼の刊行物が、それを把握して拡張できるような少数の人々に到達しなかったからだ。
 そしてこの種の危機は、まちがいなくあちこちで繰り返されているはずで、真に重要な成果が、大量のどうでもいいものに埋もれて失われてしまっているはずなのだ
http://cruel.org/other/aswemaythink/aswemaythink.pdf
Eyさん:名前は、掃骨やトリガーでなくても、それに似た治療をされている先生はいるはずです。 そもそも、学校で漢方的なみかたを重点的に習った記憶がありません。私も、運動器の痛みにたいして、圧痛や硬結相手の治療を誰に習うことなくやってましたから、情報発信がうまくできていないだけで、うまく繋がれば何かしらのネットワークはできるような気がします。
Aさん:Ey先生お疲れ様です。私もトリガーポイントという名前を知らなくても、似たような治療をしている先生はたくさんいると思います。これからうまく繋がっていくような気がします。
Eyさん: 山崎さんに期待(^.^)
Tkさん: 阿是穴もそうでしょう。経験的に昔の人は感じてた。
Eyさん: トップアスリートも、トリガーに似た鍼されてますよね。錦織や伊達公子とか。ワールドカップのサッカーの主審は、刺激の少ない鍼をしていましたが、感覚的に体が楽になることを知ってるんですよね。確かに、医学的な地位を高めるにはエビデンも重要なんですけどねー
競馬の馬でも鍼しますからね。詳しくは、笹鍼で検索。
Aさん: トリガーポイント鍼も掃骨鍼法も親戚みたいな治療だと思います。加茂先生と黒岩先生がバッシングに耐えてこられたから、掃骨鍼法も広まったと思います。
Mjさん: 私もいつも思います。掃骨が様々な縁で繋がっていくたびに、時を越えて小山先生が導いてくれていると。肩身狭い思いをされて説いてきたことが、やっと晴れましたと。肩身狭い思いをされて説いてきたことが、やっと晴れましたと。
 タイムマシンがあるなら35年前に行きたい。そして先生にお会いして、後進たちの未来での活動をお伝えしたい。
Aさん: 個人でこの活動をしていてなかなか難しい世界だなと思います。でも何でか分からないけど批判されても叩かれても残念がらない自分がいます。批判されていたのに、また訪ねると暖かく受け入れて下さることもあります。不思議なものです。人間関係は常に変化するものなので状況をみて動く必要があると思います。
Ktさん: 私は自分の治療法が掃骨鍼法なのかどうか、まだ判然としません。掃骨なんでしょうか? Youbuteの動画を見られた方、どう思われます?
Aさん: Kt先生お疲れ様です。素人ですが、雀タクししながら鍼を入れて、硬い所に当たったら回して入れるのを繰り返しているように見えます。間違っていたらすみません。Kt先患者さんにとても優しい声掛けする先生だと感じました。
Hkさん: 私の鍼の師匠も無名ですが、徹底して硬結や緊張に鍼をしろという方法です(って過去形ですが、今でも元気にしてます)。あんまり経穴については言いませんでした。ただ違うのは、1番、2番まれに3番という細い鍼を使います。5番以上は使っているのを見たことがありません。細い鍼でも太い鍼と同じような刺激を施せといつも言っておりました(今でも生きていますが)。
小 橋: ≪一匹子羊のAさん≫有り難うございます。応援していますよ~!!!
* Ey先生、TPを踏まえながらも、掃骨鍼法の旗の下に集う者の共通項は、「異物の存在を可能な限り洗い出す」と言う事でしょうか。
 ですから、ご承知の様にスポーツ現場では施せない刺激量だと言う事は、しかと心得て居ます。「ぜひ、オフシーズンにご活用下さい。」と。
* Kt先生、mixiで出会って驚きましたね。技術的な面だけでなく心意気まで生き写しとさえ感じた…。 
 あちこち遍歴を重ねた患者方に「何とかしてくれ」と泣き付かれた時、オババにはもうこれしか無くて…没頭しました。
 患者方の歓びの声が集まり、感謝の気持ちが湧きあがってきて、そのご報告と共に技術の確認をしたくて師の居場所を突き止めた時には、既に蒼穹へ…。だからオババの技術も、師から「免許皆伝」と言って頂いた訳ではない。 
 ですからMPS研で見出して頂いた時、呼称が変わっても致し方ないと考えた。けれど、会長はじめ熟慮して下さった先生方が逆に、「代えねばならない根拠は何か」と問うて下さった。
 こうして、掃骨鍼法を検証し下さり、名前ごと活かして下さっている。
もし、この期に及んでこの件に否やを唱える方が有れば、今まで「迷える子羊」を寂しく一人ぼっちにしておいた先輩方に物申す!
* 羽山先生、お師匠様がご健在で羨ましい。そして師の仰ること、良く解ります。この1/10、小林Dr.に「真のTP注射療法」とお手合わせして頂いて、もう一段洗練せねばならない技術を再確認しました。
 それは、玄珠堂・北林先生称する「岩くずし」、我々が唱える「掃骨」の極め付け。
「遺跡・化石の発掘」さながらに、コンクリート詰めの様な骨格を砥ぎ出すことです。
 これには、針の開発もしくは発掘も必要となるでしょう。我々の精進に掛かっているのかも解りませんので、どうぞお知恵お貸し下さいませ。
玄ちゃん、船底にカキ殻のこびり付いた画像がここに欲しいです。
小 橋: 往年の小山曲泉先生。他に良い写真をお持ちの方、どうぞご提供ください。
Ttさん: 多くの偉人は亡くなってから功績を称えられていますよね。できれば存命のうちに称えて差し上げて欲しいものです。
Aさん: 羽山先生お疲れ様です。師匠も細い鍼で病巣部を処理出来る技術の高い先生なのですね。
Hkさん: 山崎さん、筋膜筋膜と教わりました。
Aさん: 土田さんありがとうございます。今日は線維筋痛症の難病指定のために地域で活動している友人と食事をしてきました。患者さんの相談にのっておられる土田さんや、難病指定に向けて取り組んでいる友人、みんな心は1つだと思っております。
小 橋: >筋膜筋膜と教わりました。
  ⇒我々も往時の先生方には、「筋筋膜のヒト(患者さん)が来てくれたら、『やったぁ』と思う」と聞いたものです。鍼灸お得意の分野と言う意味なのですよォ。

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