こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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《 Dr.へのご報告 》
2018.12.31
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【鍼灸連係プレーの試み】
8月~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
:おはようございます!
こばし先生からのご紹介の❤❤❤さま、痛みが強く本日急に拝見することになりました。
病態など何かアドバイスいただけますでしょうか。
こばし:2019年8月3日
この方はぼだい樹Dr.も頭を抱えた方です。我が家に希望を繋いで下さったのは、
生き埋めに遭った骨格を救い出すイメージが伝わっているからだと思います。
酸素・栄養を送り込み、マクロファージ達に働いてもらう為に通気口をあける感じかなぁ。
とにかく不安の真只中のようですから、気持ちを聞き取って、かおり先生のノウハウも
注いでみて下さいませ。お世話様に相成ります。
:おぉ。難題ですね。 先生がアプローチされている部位などをお聞きせず、
❤❤❤さんとのコミュニケーションで進めたほうが良いと言うことですね?
本日不覚にも発熱してしまいましたが、集中力絞りきって対応させていただきます!
こばし:有難うございます。双方のために祈っています。
:❤❤❤さんの治療終了しました。 あまりの癒着にびっくりしてしまいました!
Th7-L1までの起立筋の張りをどうアプローチするか、次回ご相談させてください。
今日は2寸の鍼を横刺で置鍼しました。骨格にどう当てていくか、課題です。
こばし:ご苦労様です。すり潰された筋から骨格を引きだす。
土砂崩れでクラッシュされ、液状化を伴う感じ?なので刺絡を併用したいのですが
身体の修復力が未だ及ばないようです。ですから、当面は
①脊柱起立筋(多裂筋)に関しても、
②主訴第一の、僧帽筋に圧迫されている領域にしても、遺跡・化石の発掘作業のイメージですね。
薬の副作用か、もともと使い傷みが有ったのかは判りませんが、施術(作業)の目的は
『研ぎ出す』の一言に尽きます。 ただ、生身の身体ですから一回一回の治療をどの辺りで
折り合いを付けるか…。
私は様子も見ますが、本人の判断に任せています(ので、実は音を上げている…かもしれません。)
:研ぎ出す!イメージ、なるほどです。
筋膜の癒着があれほど複雑に絡まっている方を始めて拝見したのでびっくりしました。
肩甲挙筋も小鍼方で少し崩して、普通の5番鍼に持ち替えることを交互にしてみましたが、
残痛はその辺りが一番強いようです。 折り合い、とても難しいです。
早く楽になっていただきたいのと、進みすぎると悪くなってしまったり。これも課題です。
私はインフルだったようで、マスクの重装備で昨日は治療していたので患者さんがたには
移していないと思います。
:❤❤❤さんから許可を頂き、送信しています。 治療前も撮ればよかったのですが、
この写真は治療後です。
この辺りを掃骨しました。 9月に1カ月まとめて先生のところに行きたいと仰っていたので、
控え選手として、受け皿になれるように頑張ります!
今日の施術前は、筋膜が一つの大きな塊で固まっていて、脊柱を挟んで山脈が左右に
走っていて、C7辺りの詰まりが酷かったのですが、だいぶ筋肉が外側に流れるようになりました。
小橋先生の治療は叫ぶほど痛いけど、私のは痛くないと言われました
しっかりコリを捉えて骨に当る率が少ないのかもしれません。精進いたします!
9月~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中山先生が我が家に研修に来てくださいました。詳細は端折りますが、ノート片手に
真剣に質問もして下さり、我が家のノウハウは出尽くした感が有ります。
:先生、これ買いました!
こばし:早や❢ これにミオラブを抱っこさせると、とても良いようです。
抱っこひもはゴム製が良いですよ。固すぎると本体が傷ついたり破れたりしますから。
:抱っこ紐! お知恵ありがとうございます
先生、本当の抱っこ紐じゃなく、ゴム製の何かバンドで…抱っこ…ということですね!
勘違いして、抱っこ紐買うところでした私ってアホ
こばし:アハハハハ…。 丈夫そうな飾りゴムひもを、三重~四重にして抱っこさせています。
:お写真ありがとうございます! なるほど!探してみます。
ミオラブは筋肉と骨の際をうまく捉えるので、効果高いと想像できます。
今日も一日頑張ります(๑˃̵ᴗ˂̵)و ̑̑
:先生のところに伺って、自分の施術に変化が多々起きています。
より骨格と筋肉のイメージが鮮明になりました。例えば、第3腰椎横突起から大腰筋を
捉えられるようになりました。
一通り患者さんの訴えのスポットを巡り(1ラウンド)、また戻る、という複数回に分けて
施術することで、残痛が減り、症状の改善効果が上がりました。
刺絡の後処理が上手になりました(笑)
バイブレーター、皆さん大好きです
などなど、いつも成長のキッカケをありがとうございます。
患者さんたちに還元出来ることが何よりも嬉しいです。
ありがとうございます
:小橋先生、いつもありがとうございます!
少し嬉しいお知らせが。
❤❤❤さん、一昨日かいらしたんですが、その日電車に乗り遅れたそうで、
駅から走ってみえたそうです。
ご自身でも、何年振りかに走った!と、とても嬉しそうでした。
お顔つきも大分明るくなってらっしゃいます。
大阪で先生の治療を受けられて、峠をひとつ超えた、とおっしゃっていました。
患者さんの苦痛が減って行くのを見守らせていただけるのは、嬉しいですね
こばし:あぁ、ご報告有難うございます。❤❤❤さんのその後の様子がはっきりしなかったもので、
ぼだい樹Dr.への連絡を保留にしていたのです。
これで、張り付いているヘドロの膜を剥ぎ取って行くことで峠を越せると言う確信が持てますね。
これに付いてはモヤモヤ血管の奥野祐次理論が最有力と言えます。
ただし、我々にはMRIや造影剤は必要では無くて、《患者さまの主訴、触診、鍼と言う
アンテナ兼治療器具》で十分戦えると言う事…。スクラムが組めそうですね。宜しくどうぞ。
東京スカパラダイスの件も有難うございました❢
:ハイ! 残痛と入り混じり、掃骨歴の短い私には、毎回"これでヘドロを剥がし
落としているのだ!"という思いと"傷口を広げていないか,"という思いが戦います。
しかし、前回大阪に伺って、いくつかのラウンドに分けて、徐々に強度を上げる必要があれば
上げる、というやり方にシフトしてから、何か一つ気付きをいただいた様に思います。
大切な身体を大切にしながら、不要なものを取り除いていく、そんな感覚を得た様に思います。
こばし:崩れそうな化石を、石の中から取り出してゆくor 土砂崩れの中からクラッシュした身体を
蘇らせる…。
何れにしても、そこに線維芽細胞が活きている限り、後始末は生体が担ってくれる。
途中経過は祈りしかありませんねぇ。
:生きているお身体と対面している、ということなんですね。
➡幸いにも「我が家の治療で峠をひとつ超えた…」と。その時の治療は…
9/12 どこまでも主訴を聞き取り、触診と施鍼感を重視。
頚肩背部・左棘下筋の《掃骨と刺絡》
➡ 9/17 多裂筋群→第1・第2頸椎~項靭帯(頭蓋底)の処理
★③ 項部のへドロ処理:so's190917 動画15秒
➡ この患者様に既往歴の一つ 《横紋筋融解症》
「薬の副作用で…」とのことだが、実は身近なものだそうだ。
https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/kensa/column/column20170727.html
株式会社 医工 製 「Cupping α-Ⅱ」