こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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30.円背(猫背)と椎体骨折の関係は?
2012.08.16
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【長谷川 淳史先生(TMSジャパン)の世界情報】
記事 ①
『50~94歳の1407名を対象に骨密度とX線撮影で脊柱後湾(亀背)
を調査した結果、椎体骨折のある方が後湾は強かったが多くの後湾に
骨折は認められなかった。
高度後湾の場合でも椎体骨折や骨粗鬆症は確認できなかった。
原因不明。http://t.co/NtUySHBE 』
≪オババ考≫
椎体骨折すると後湾はたしかに強くなる。
が、骨折がなくても背中は丸くなるし、骨粗鬆との関連もはっきりしない
のだそうだ。
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記事②
『脊柱の高度後湾は高齢者の不健康と関連がある。
したがって高度後湾を老年期症候群、すなわち人体の複数のシステム
が障害され、
その影響が蓄積されて環境の変化への対応が難しくなると発症する、
多因子性の病態と認識すべきである。
http://t.co/6OjnCQgK 』
≪オババ考≫
ここでは、「歳やなあ。」で片づけている様々な症状と姿勢との深い
関わりが指摘されている。
けれど、生体は必要を感じれば骨密度も増すし、良い姿勢だって
保つことができる。
オババも体験した上で、最低限、この運動をお奨めします。
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いつでもどこでも好きなだけ運動
A. 室内で出来る“縄無しピョンピョン”
これは、ピョン・ピョン・ピョ~ォン、ピョン・ピョン・ピョ~ォンと、
肘を大きく高く振りながら、軽~く跳ぶだけ。
始めは、動悸・息切れを目安に。
サボっても良いけれど、こまめに継続することがコツ。
「鍛える」「がんばる」なんて考えずに、幼子が成長していく
過程を再現する積りで。
それでも6ヶ月後には、100~150回位ピョンピョンが出来る様になり、
運動直後の動悸・息切れも心地よく、それも速やかに安定するように
なります。
中心軸のぶれが減って姿勢がよくなり、一歩一歩の歩幅が
大きくとれるようになり、 骨塩量にも良い変化が出てきます。
カッコイイ事はそれからどうぞ。
B. ベッドサイドでもできる“直滑降”
必要最小限のおすすめ運動
これは「しゃがむ」という単純動作の応用なのですが、
伸ばすべき筋を伸ばし縮めるべき筋を縮める と云う、
合理的な動きです。
くれぐれも痛みを我慢しない範囲で、中心軸のみを意識 し、
最も安定感のある姿勢で お始め下さい。
・Bの姿勢
①かかと…肩幅くらい
②つま先・膝…カタカナの「ハ」の字(内輪で同じ向きに。)
③両ひざ…シッカリくっ付けて姿勢を安定させる。
④足の裏…左右対称にシッカリ踏み締め。
⑤足首・お膝…無理のない範囲で、ぐ~ッとしゃがみこむ(Σ)。
⑥背筋…しっかり伸ばして中心軸シャキ~ン
・腕は…身体を支える必要が無ければ、肘を両脇に構え、
膝の曲げ伸ばしに合わせて前後に振るだけ。
余力が出てきたら、後ろに引く方に力を込める。(ストックで
後ろに突く感じ)
・動きのイメージ
スキーのヴォーゲン。
全身を軽~くユッサユッサ、立っちが嬉しい幼児のマネッコ。
ハイジャンプでスロープを滑降。
風を切って、「跳ぶよ飛ぶよ翻ぶよ~っ、そォれェ ピョ~ン!!!」
K点越え!
この記事のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/ms_acupun/5616137.html