こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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49→拾い出して再掲載.【コマさん物語/線維筋痛症】
2023.12.24
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トリガ―ポイントを掃骨鍼法で『筋肉の痛み…コマさん物語』(長文です)
平成21年のこと。
当時Yahoo!掲示板の【-治療、療法】の項目に【ヘルニア治療をされているかた】と呼びかけるスレッドが有りました。
ボード主は、 「現在、ヘルニアで闘っている方に、ぜひ読んでいただきたくこのスレをたてました。」とその主旨をのべ、救急車のお世話にならざるを得なかった自らの体験と、納得の行かない手術からどのようにエスケイプしたかを語り、同じ苦しみを持つ方々の寄る辺となって行ったのでした。
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「へルニアだ」「脊柱管狭窄症だ」「線維筋痛症だ」「手術だ」と言われながらも、良くその痛みの本質を見極め、苦痛と闘いながらも、納得の行く治療法を探求。
理解あるドクター(かの加茂先生です)のもとで良く学び、“硬化した筋肉こそ痛みの真犯人であり、被害者でもある”と気付いた患者グループ。
彼らが見出した治療法が、トリガーポイント“注射療法”“鍼療法”でした。
自らの体験を通して語り合い、支え合い…「安易な手術に走らないで」と提案した彼ら。裏付けとなる資料も満載で、オババも随分啓発されたものです。
そのボードも3,000通を超えるやり取りの末、一先ず使命を終え、若者たちは夫々の社会へ…。
辛うじて、オババのパソコンに残っているものが、このBOARDで九死に一生を得たmarbles_komaさんとボード主の数通のメール。
上手くいくかどうか解りませんが、『コマさん物語』として書いてみましょう。
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痛む身体を、「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛です。手術しかありません。」
と告げられたコマさんが、【Yahoo!掲示板-治療、療法-ヘルニア治療をされているかた】に出会いました。
そのやり取りは、その後60数通に及んでいました。拾えるものをアップして、コマさんの経緯を追ってみたいと思います。
コマさん物語 その①
≫はじめましてmskzさん。 marbles_komaより (2009/ 3/24 4:10)
とても親身になってレスをされてらして、大変感銘を受けております(^^)。
坐骨神経痛?に悩まされています。
昨年(H20)8月階段を滑り落ち、左尻を強打しました。打撲痛が消えた後に、左脚に痺れとひきつる軽い痛みが現れました。しかし、生活に不便はなく、相当な強打だったから自然治癒には時間がかかるだろうなと放置。病院が好きでないもので。
それでも、今年に入って症状が強くなってきたので、自然治癒を諦めて整形外科へ。
【椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛】の診断を受けました。
私 : 「もの凄い強打で、筋肉が痛(傷)んだのでは?」
先生:「筋肉はそんな弱くありません。元々ヘルニアを持っていたのです。
打ったのは無関係。ヘルニアは完治が難しいです。一生付き合わないといけませんよ。症状も大したことないから薬飲んでみて。」
一生って…予想外の診断に落ち込んで帰宅。
そこで家族に話した所、心ない暴言を浴びせられ、さらに落ち込んでしまい、翌日から症状が加速しました。
左尻から腿にかけてと、くるぶし、つま先の痛み&痺れ。そして直立出来なくなったのが先週。
これはヤバいと、別の整形外科へ行きました。MRIでヘルニアが確認出来、同じ診断が下り「3回硬膜外ブロックをして治まらなければ、手術だね。」と言われました。
手術は出来ればしたくないなあと思い、ここ(ボード)に辿り着きました。
目からウロコ。本当の病名が判りました。お尻、カッチカチですもの。
今日初めて硬膜外ブロックを打ち、ましになりましたが、まだまだ痛みは残っているので、TPへの注射か鍼で治療したいと思っています。
大阪で、mskzさんがご存知の所があるようでしたので差し支えがなければ教えて頂きたいのです。 携帯からの書き込みで読みづらいと思います、申し訳ないです。
コマさん物語 その②
Re: marbles_koma さんへ^^ ボード主より
2009/ 3/25 2:43 [ No.925 / 2204 ]
≪こんばんは~^^ご来訪。。。ありがとうございます^^
>とても親身になってレスをされてらして、大変感銘を受けております
<ありがとうございます^^暇人のようです( ̄ ^  ̄)
>坐骨神経痛?に悩まされています。
<私と。。。一緒ですね(><
>【椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛】の診断を受けました。
《 私 》:「もの凄い強打で、筋肉が痛(傷)んだのでは?」
《先生》:「筋肉はそんな弱くありません。元々ヘルニアを持っていたのです。
見解は。。。marbles_komaさんのおっしゃる通りではないか。。。と、思います^^
筋肉の微損傷で、筋痛症になるようです^^例えば。。。自動車事故で、ムチウチに。。。と云った具合に。
>その後も治療を続けていたのに、痛みがひかず。。。整形へ。。。
>レントゲン・MRIを撮って。。。診断は、ヘルニア!
<自動車事故で、ヘルニアになったのでしょうか? 違うと思います^^
ヘルニアは、前からあって。。。特に、痛みを出していなかっただけ。。。
痛み原因は、筋肉の微損傷により、筋痛症が発症したのではないかと思います^^
元々ヘルニアを持っていたのです。今まで痛みが無かったのは。。。どうしていたんでしょうね^^
神経って。。。そんなに、都合の良いものなんですかね?状況によって。。。痛みが出たり出なかったり。。。
生理学では、すでに解明されていて、正常な神経の圧迫では、痛みは生じない ようです^^
>ヘルニアは完治が難しいです。
<ヘルニアだと。。。手術をしないと。。。治らない理論ですよね^^
ヘルニア所有者の統計と、痛みの統計が、一致しない という統計の出ている医療関係のHPがあるのですが。。。
1時間ほど探しても、見つからないので。。。今度見つけておきます^^
>一生って・・・予想外の診断に落ち込んで帰宅。
<ヘルニアは、痛みと無関係ですよ~^^
必ず。。。治ると思いますので^^ そこは、安心をしてください^^
>そこで家族に話した所、心ない暴言を浴びせられ、さらに落ち込んでしまい。
<多いですよね。。。長期間に痛みが及ぶと。。。仕事にも、家庭にも影響でますし。。。
>MRIでヘルニアが確認出来、同じ診断が下り「3回硬膜外ブロックをして治まらなければ、手術だね。」と言われました。
<下肢痛や臀部痛。。。そして、痺れには、神経ブロックは、効果が低いと思います^^
私も、硬膜外3回・仙骨3回・神経根1回やっています^^
打った後。。。数時間だけです^^ ラクなのは下半身が、完全に麻痺している時だけです^^
余談ですが、麻痺と痺れについて。。。
医師に、「このまま、痺れが悪化すると、歩けなくなるかも」とか 、言われませんでしたか?
多くの医師は、麻痺と、痺れの区別がつかないようです。
麻痺とは、神経ブロックの注射後の状態で、足に力が入らず。。。触っても、痛みを感じない状態のようです。
痺れとは、今の状態です。。。もしくは、正座の後。。。足が痺れる。。。と、言った具合。。。
コマさん物語 その③
Re: marbles_koma さんへ^^ ボード主より(つづき)
2009/ 3/25 2:44 [ No.926 / 2204 ]
>手術は出来ればしたくないなあと思い
<まったく、必要ないと思います^^賢明だと思います^^
まわり(はっきりとかけないので)の掲示板をみてください^^
手術後に、痛みと痺れの取れない方とかいますよ~^^
そうなると。。。原因は、ヘルニアではなかったとか。。。
手術が上手くいっていないとか。。。
理由は、いつも、後づけですね^^
>大阪で、mskzさんがご存知の所があるようでしたので差し支えがなければ教えて頂きたいのです
<大阪K鍼灸院
ここ(ボード)に、何回か来ていただいている。。。ms_acupun先生の治療院です。
通常の鍼と違い、トリガーポイント鍼の施術のようです^^ 高い治療技術を持っていると聞いています。
<京都E鍼灸整骨院
先生自身が、筋痛症の患者でもありました^^
だから、患者の痛みや、どこを治療すると、どう効果がでるか。。。熟知していると思います^^
<西宮Y内科クリニック
ここは、TP注射です。以前、ここ(ボード)に来て手術考えていた方が、ここ(Yクリニック)に行って完治しています^^
鍼灸の場合は、一度、保険診療について。。。相談してみるのも良いと思います。
一応、参考として載せました。どこも、私は、治療を受けていませんが、治療効果が高いという病院です。
ネットで、無作為に検索をしたところではないので。。。それは、安心してください。
ただ、治療にかんしては、自己責任でお願いいたしましす。
早期治療が。。。とにかく、効果が高いです^^
痺れがあるので。。。少し時間がかかるかもしれませんが。。。がんばってくださいね^^
コマさん物語 ④
≫行ってきました。 marbles_komaより
2009/ 3/25 19:51 [ No.929 / 2206 ]
mskzさん、レスありがとうございます。
時間をかけて資料探しまでして頂いたようで・・・感謝ですm(__)m
早速、K鍼灸院へ行ってきました。
丁寧な説明で、鍼は初めてでしたが不安を感じる事もありませんでした。
ここの掲示板の話もしましたよ(^.^)
加茂先生の患者さん達は本当に良く勉強されていると感心されていました。
鍼が曲がる程、腰とお尻がガチガチでしたが、随分とほぐれました。
家族に支えられて行きましたが、帰りは一人で歩けたんです!
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オババが拾える記録は、残念ながらここまで です。
が、カルテからは拾えますので、コマさんの来院から職場復帰までをレポートしてみましょう。
同じ悩みを持つ方々の指標になればというお気持ちから、 ご同意頂いていますので。
「初めまして。」と、mskzボードに入ってらっしゃったのが、平成21年3月24日午前4時10分。
つらい現況、経緯、希望などを、ボード主にご相談されました。(物語 その①)
3月25日午前2時44分
ボード主はここで、病院・治療院を紹介しています。(物語 その③)
同日 午後4:00 さっそくのご来院です。
その時の姿は…見目麗しい母上の両肩に、後からズシリとぶら下るように、痛みに耐えて不機嫌な顔の娘…それも“しどけない”グレーのジャージ姿。おしゃれ心などは皆無…これが我々の出会いでした。
1診 3/25 ウェスト(大腰筋)を含む左下肢帯全域の圧痛・硬結・痛みに伴う可動域制限。用鍼は寸6-3番~2寸-8番。全身的に単刺的掃骨鍼法。
2診 3/30 姿勢は、痛み回避のためへっぴり腰だが辛うじて自立。
施鍼時LTR頻発。圧痛・硬結・自検で全身的に単刺的掃骨鍼法+軽く局所掻破。
3診 4/08 「昨日からメチャクチャ痛みが出ている。」 same do.
4診 4/14 4/08の治療後、4/09、4/10はラク、後徐々に悪化。same do.
5診 4/20 大臀筋、梨状筋、双子筋等、くっきりと見える圧痛・硬結掻破。
6診 4/27 まっすぐ立っている。4/20の治療後悪化したかに見えたが、急速に改善。現在、鼠蹊部(腸腰筋停止部)に自覚症発症。前回に同じ
7診 5/08 スカート姿でシャキッ。メイクもして電車で来院。美しい。
坐骨結節由来の筋・靭帯~鼠蹊部、目立ってきた左顎関節~側頸部の自覚症も処置。
8診 5/15 快調。 残骸処理前回に同じ。 顎関節~側頸部右に自覚症発症。
9診 6/01 残骸処理前回に同じ。 顎関節~側頸部左右予防的に。
10診 6/16 前回に同じ + 両頚肩背部こり処理。
11診 7/10 前回に同じ.
12診 7/21 前回に同じ.
13診 8/18 前回に同じ+左腸骨稜(腰方形筋起始部)痛みが取れにくいため刺絡
14診 9/11 前回に同じ
15診 10/20 社会復帰。 骨格筋のバランスを取り、全身的に疲れをとる。
16診 11/14 治療目標前回に同じ。
17診 12/12 治療目標前回に同じ。
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1~2月目は週1回、2~6ヶ月目は月に2~1回で健康圏に戻り、H22になってからは、アンバランスな筋肉を見つけては時々調整にいらっしゃいます。
上記の治療ペースは、ご自身の身体からのサインをよく聴き取って、殆どはご自分で設定されたものです。
コマさんの場合、発症がはっきりしていて、はり治療開始が比較的早かったこと、ボードを熟読しボード主の経験も確かめた上で、短期決戦の覚悟でそれなりの施術法(私方はどちらかと言えばハードで、外科的な考え方を致します)を選ばれました。
「ボードを熟読した」とはいえ、書き込みはこの時点で900通を超えていた訳で、パソコンの前に座るのも辛い中、這いつくばって携帯を握りしめる姿などが垣間見えて…。
今、お元気な姿が見られて、曾ての不格好な(ゴメンナサイ)姿を共に笑う事が出来て、オババは幸せです。
こうして私は、皆さまのパワーを頂くのですね~。有り難うございます。
オババ独白~~~~~*~~~~~~~~*~~~~~~~~*
「ヘルニアは腰痛症の真犯人ではなく、更に、白血球の一種『マクロファージ』が食べて、多くの場合消えてしまうことも判明」と、やっとやっと一般に向けて報道されました
我々の療法は、ギヴアップしそうな生体に直談判して、彼ら(マクロファージや線維芽細胞たち)が、もっと働きやすい内部環境を構築するんだいう事実は、一体いつ、定説になるのだろう・・・。
