こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | 69.意外と知らないマッサージのQ&A/130227再掲候補

キズを以って傷を制す。線維芽細胞たちの再性能を最大限に活かす《鍼は世界で最も小さな外科処置》

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

69.意外と知らないマッサージのQ&A/130227再掲候補

2019.01.01

 とてもよく説明されているので借用してきました。
知っておいて頂きたいことは、我々の鍼灸療法に於いて、真剣白刃の治療が
必要とされる場合、一過性の青ジミやメンケン(加療反応)が付きまとう。
慢性化したものの
治癒力を引き出すには、老廃物を突き動かし、体外に
排泄させる必要が有るからだ。
 鍼灸療法をご活用下さる際には、Q4.に示される様に        
①『筋肉のコンディションを整え、疲労回復を目的に行う』程度で良いのか、
②『慢性化した
生体に、再構築を促すのか』を弁えた上で、ご相談下さるのが
良策でしょう。                             

cf. ≪鍼灸 ・ キズ ・ 線維芽細胞のかかわり≫       
 
http://blogs.yahoo.co.jp/ms_acupun/7316496.html

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以下 本文(Woman nikkei on line 2013年2月18日より)

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20130115/143784/?woml

   意外と知らないマッサージのQ&A     
 「もみ返し」「セルライト」意外に知らないマッサージの基本

「もみ返しってなに?」「マッサージでセルライトは消えるの?」

読者アンケートで集まった疑問や質問に、取材を元にお答えします!

Q1.もみ返しってなにが起こっているの?
A1.もみ返しは筋肉や筋膜の炎症です。
 マッサージの後に、かえって痛みが出たりだるくなったりする「もみ返し」。
本誌連載でおなじみの竹井仁さんは、「強く刺激しすぎたことによって
筋肉や筋膜に炎症を起こしていることを指します」と説明する。
ただ、正しいもみ返し悪いもみ返し があるそうだ。

 「筋肉・筋膜の異常なポイントを触診で評価したうえで、そのポイントを
正しくほぐし、コラーゲン線維とエラスチン線維の絡み合いをとる と、
2~3日炎症を生じることがあります。これは正しいもみ返し。その後、
コラーゲン線維が再生し、正しい配列に戻ることで正常な状態へと
回復し、痛みも取れます。3日後くらいから痛みが引き、1週間後には
元の痛みも減少しているはずです」(竹井さん)。
 
 それに対して、「そういった評価もせず、ただやみくもに強い力で
長時間ほぐすと、正常な組織まで微少損傷をきたすことがあります。
これは悪いもみ返し。1週間後にも痛みが残っていたり、元の痛みが
減っていない場合です」という。

 Q2.セルフマッサージはどれくらいの強さ?
A2.「痛(いた)気持ちいい」くらいにとどめましょう。
 肩こりなどの症状の改善やリラクセーションなど、マッサージの目的や、
個人の好みによっても、適した強さは異なる。とはいえ、力まかせに
ぐいぐいと刺激するのは考えもの。
もみ返しが出たり、あざになったりするのを防ぐためには、
「一般に、“痛気持ちいい”くらいにとどめるのがいいでしょう」と、
白木さんは話す。
 人から受ける場合も、東洋系など、あえて痛みを生じさせるマッサージ
以外で痛すぎるときは、施術者に一言かけよう。

 Q3.マッサージでセルライトは解消できるの?
A3.一度できたものは消えにくいが増えるのを予防できます。
 太ももなどの表面に、ミカンの皮のようにぼこぼこと現れるセルライト。
「慢性的なむくみが原因でリンパの流れが悪くなり、回収されずに
たまった皮下脂肪に老廃物やコラーゲンがくっついて、巨大な脂肪の
塊となったものです」(広田内科クリニック院長の廣田彰男さん)という。
 いったんセルライトになってしまうと、残念ながらダイエットや運動、
マッサージではなかなか元の大きさにまでは戻りにくいようだ。
 
しかも、「セルライトができると周囲の血管やリンパ管を圧迫するため、
さらにむくみやすくなる。
ただ、マッサージでリンパの流れを良くしておけば、セルライトが増えるのを
予防することができます」(廣田さん)。

 
Q4.スポーツマッサージ ってどんなもの?
A4.筋肉のコンディションを整え疲労回復を目的に行うもの です。
 アスリートにマッサージを施している様子をテレビで見たことはないだろうか。
あれがスポーツマッサージ。
トレーニングや試合の前後に、コンディションの調整、けがの予防、
疲労回復を目的に行う もの
です」と白木さん。
 末梢(まっしょう)から中枢(心臓)へ向かって、筋線維、リンパや静脈の
流れに沿って行うものだという。「もう一つ、練習後にどの筋肉をどの程度
使ったのか確かめるという重要な目的もあります」(白木さん)。
左右で使い方が違わないかなどをチェックするという。
ちなみに、競技前はマッサージをあまり行わないそうだ。
「筋肉を軟らかくしすぎると、力が出にくい」(白木さん)のだとか。

 
競技前のアスリートは筋肉をもまずに軽くたたく
 競技前は筋肉をほぐすようなマッサージはしないそう。「ぽんぽんと
軽くたたいたり、さするような手技のみ。じっくりもみほぐすと、筋肉が
軟らかくなりすぎて力が出ない。
もむのは、練習後や試合後です」(白木さん)。

 
Q5.オイルやクリームは使う方がいい?
A5.リラックス目的には使いましょう。肌の乾燥、冷えも防ぎます。
 肌表面に直接手技を施す欧米式のマッサージは、オイルや
クリームなどを使うものが一般的。とくにリラクセーションを目的とした
マッサージでは手指がスムーズに滑る方が心地良く、植物性のオイルに
精油をブレンドして使うと香りの効果も同時に狙える。
 「皮膚表面にオイルを塗ると膜ができて、皮膚の乾燥や冷えを防げます。
もともとスウェーデンなど寒い国で生まれたという由来もあるのでしょう」(浅井さん)。
 また、「オイルを使うと鎮静効果が期待できるとされています」と
桜美林大学准教授の山口創さん。
お風呂上がりは肌が温まってオイルが浸透しやすいので、べたつきが
気にならなければそのまま洗い流さずに寝てもいい。

 一方、ツボ押しや、筋肉の深い所にある凝りをとらえるような手技では、
オイルなどを塗ると手が滑ってしまい、押すのが難しくなるため、
使わない方がいい場合もある。
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この人に聞きました
 廣田彰男さん
  広田内科クリニック院長
  日本リンパ学会常任理事。北大卒。東邦大などを経て現職。
  著書に『たった「5秒」のむくみとり!ストレッチ』(青春出版社)など。

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