こばし鍼灸(掃骨)院 の日記
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113.【羽生君(男子フィギュアスケート)の発明ノート】/140217再掲候補
2019.01.01
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≪苦手のジャンプ、「科学」で克服≫
朝日デジタルより(2014年2月15日)より
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羽生結弦はそれを「発明ノート」と呼ぶ。
毎日のように、練習で気になったことや思いついたことを殴り書きする。
スピード、タイミング、感覚……。自分が試してみて良かったことと
悪かったこと、疑問点などが記されている。
金メダルを決めたフリー。そうやって身につけてきたジャンプの中の
一つに救われた。
後半に跳ぶ、トリプルアクセル(3回転半)からの連続ジャンプ二つ。
やや体勢を崩したものもあったが、いずれも成功した。
一つで16・29点、もう一つで11・07点を稼いだ。
フリーは三つのミスをしてもなお、技術点は89・66点。24選手中最高だった。
「発明ノート」は就寝前、布団に入ってイメージトレーニングをしている最中に
ひらめき、起き上がって書くこともある。「眠い、と思いながら机に向かって、
ガーッと書いて、パタッと寝る。
「見せられるほど奇麗な字では書いてないです」と羽生。
翌日リンクに立った時、ひらめきを試し、その成果をまた書き込む。
羽生は同世代の選手よりも、3回転ジャンプを跳べるようになるのが
遅かった。本人も「本当にジャンプは苦手でした」。
大会で負けては号泣した。
悔しくて、上手な人のジャンプを研究した。
助走の軌道は?
跳び上がるベクトルは?
ばらばらにしたパーツを組み合わせては試した。
中学や高校の成績はオール5。中でも、数学や力学は好きな分野だ。
「ジャンプを科学しているわけではないですが、理論的に感覚と常識的なことを
合わせて、スピードの関係、タイミングをノートに書いた」
今、「トリプルアクセルは、しばらく休んでいてもすぐに跳べる」絶対的な
ジャンプになった。
今大会は、正確無比なジャンプを三つ決めたショートプログラムも、フリーも1位。
「あれだけジャンプを出来たことが大きかった。
やはりそれが僕の今回の勝因かなって思っています」(後藤太輔)
http://news.asahi.com/c/ad48a6lzyHtviQad
羽生結弦の見せ場のビールマンスピン=山本裕之撮影