こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | 129.【*暑中お見舞い申し上げます*】明治東洋医学院専門学校 S55卒業生です。

キズを以って傷を制す。線維芽細胞たちの再性能を最大限に活かす《鍼は世界で最も小さな外科処置》

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

129.【*暑中お見舞い申し上げます*】明治東洋医学院専門学校 S55卒業生です。

2014.07.27

【***暑中お見舞い申し上げます***】
  酷暑の夏となりましたね。お変わりございませんか?

 我が母校は、明治東洋医学院専門学校。昭和55年に卒業致しました。
 こちらを発祥の地とする鍼療法に『小山曲泉流掃骨鍼法』と云う技術が
あります。
 この技術を再確認をしたくて、mixiにコミュニティーを立てて先輩方に
呼びかけたことがあります。2009年11月のことです。

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mixiコミュ【トリガーポイント/掃骨鍼法;骨格ケレン;Bone-Therapy】
 
 かつて、明治東洋医学院専門学校 鍼灸科に、小山曲泉と言う先生が
いらっしゃいました。
 当時は、邪道だの、未熟だのと様々に言われながらも、ひとり
骨格治療の大切さを説き、「神経痛掃骨鍼法」として確立なさいました。
http://ja.wikipedia.org/・・・/%E6%8E%83%E9%AA%A8%E9%8D%BC・・・

 昨今、「トリガーポイント」という言葉が衆目を集めるようになり、
ペインクリニックでの“トリガーポイント注射療法”に併せて、
若しくは単独で、われわれ鍼灸師に“トリガーポイント鍼療法”が
求められるようになってきました。
 その極みが“掃骨鍼法”であると、確信させて頂く今日この頃です。

 一方、真の療法を体験した患者がたは、ポイントを的確に処理する
技術の優劣を知っています。自らの体験を通して。
 その患者がたを、いつでも、どこでも支え合うことが出来ますように、
技術を交流し、高め合い、進化するネットワーク作りをしませんか?
 当方、明治東洋S55年の卒業生です。
小山先生はその後間もなく退官なさいました。
 ですから、この頃を遡る先輩方にご交流頂ければ、
                          まことに誠に幸いです。

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 残念ながら、この時点で『この指』に止まって下さった同窓生は皆無。
けれど、間もなく同志と云える仲間に巡り合い、H24年からはご一緒に
考えて下さるお医者方にも恵まれました。MPS研究会です。
 そして、 絶滅かと思われた技術が「掃骨・掃骨鍼法」の言葉ごと
活かされる状況です。有り難い事です。

 より精度を高め、社会貢献に繋がります様、研鑽積んで参ります。
草葉の陰から育んで下さったであろう 故古山曲泉翁と、
鍼灸の何たるかも弁えぬ非才な私メを教育して下さった母校に、
感謝をこめて。 

 2014年盛夏       

   時節柄、どうぞご自愛くださいませ。
                      大阪のhari-bahbaこと

                          こばし鍼灸院 小橋正枝

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 P/S  【余談ながら後輩にひとこと…】
『痛みの難民』と云われる患者方がなぜ生まれるのか…。
これはぜひ心得ておいて頂きたいことです。

 現況、市井の『トリガ―ポイント注射療法/ペインクリニック版』は、
『患者さまの痛がるところ』に『痛み止め(麻酔)』を『筋肉注射』程度・・・・・・
なのだそうです。
 同じTP注射療法でも、『シコリ・癒着のある病巣』に注目して、『根本治療』を
目指すお医者方もあります。
 我々日本鍼灸も『撫で擦る“優”』から『病巣を解しきる“剛”まで』
その守備範囲は極めて広く鍼灸師の層も厚い筈。
 適材適所、求められる技術を用意して、社会貢献果たしたいものですね。
                           共々に宜しくどうぞ。


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