こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | #C.《ようこそ こばしへ》当院を賢くご利用頂くために

キズを以って傷を制す。線維芽細胞たちの再性能を最大限に活かす《鍼は世界で最も小さな外科処置》

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

#C.《ようこそ こばしへ》当院を賢くご利用頂くために

2019.03.20

                                                                                  リンクボタン

・鍼灸をご愛顧下さる皆さま
・興味をお持ち下さる皆さま
・鍼灸を実践して下さる方々

              よ う こ そ か ら だ の サ ビ 取 り
                 こばし鍼灸(掃骨)院へ

★★★ こばしを賢くご利用頂くための予備知識です ★★★★★★★★

Ⅰ. 日本の鍼灸は……
 撫で擦る小児科的『優』から病巣に直接アプローチする外科的『剛』まで。その守備範囲は広く、鍼灸師の層は厚いものです。
 当院は「慢性疼痛」や「こり」を主眼に、後者の立場を担わせて頂きます。「しこりは潰す・癒着は剥がす・沈着物は削ぎ落とす」……言葉は乱暴ですが、医療遍歴を重ねた患者方には必要な技術だと言わざるを得ません。
優しい治療をお求めの方の御期待には添えないかも知れません。

Ⅱ. 動くからだ《 運動器 》を考える
「生体が動く」と言う事は、筋肉が関節を跨ぐ形で2ヶ所以上に張り付き、ギュ~ッと縮むことで向う側の骨を手繰り寄せる。《運動器》としての身体《筋・骨格》は、《てこ・綱引き・滑車》の原理で動く。《支点・力点・作用点》=《筋の起始部・停止部・繋留部》。
 綱引きに譬えれば、ロープも傷むだろうけれど最もダメージを受けるのは、ロープを握り締める紅組・白組のアンカー《筋の起始部・停止部》。そしてそこに居並ぶ参加者(繋留部)の掌…と言う事になりませんか?
 そこに起きる損傷の大代表が、よく話題になる足底筋膜炎。翻って、生きて動く限り、同様の現象は生体の何処に起きても不思議ではない。例えば、踵に起きる《足底筋膜炎》←これは常に体重が加わることで。
      #7.《足底筋膜炎》 《足関節関連資料》
 最近オーストラリアで報道された後頚部の《骨棘》。これはスマホ・事務職など、同じ姿勢が続くことで起きていると。
 理不尽な外力に曝されたムチウチ損傷なら、なおさらのことと想像できます。
              
                   NEWSWEEKJAPAN. JP  
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12366.php?fbclid=IwAR0O8Gc8meJC6lXmtqXKMesvg_qdSDlnv3V2b8zj1OUdsWspURu1m-iRI8Y    


➡ですから、《しこりは潰す・癒着は剥がす・沈着物は削ぎ落とす》ことで《痛み・不快感がなく、支持性・安定性に富
み、良く動く骨格アライメント》を目指します。

Ⅲ. 動く身体を護るために
《浅 筋 膜》
・生体の表面は皮膚によって護られる。例えればこれはオーバーコート。
そのコートのスライドを援け、護るための裏地に当たるものが浅筋膜。
《深 筋 膜》

・その中に着込むスーツは大小600ものポケットを持つ。夫々の筋を分離し、区分けをし、最終的には筋細胞の一本一本を包む。  ※筋外膜・筋周膜・筋内膜。
《内臓諸器官》

・それらを維持・管理するための生産ライン、内臓諸器官・脳脊髄。
・その隙間を満たすパッキンとしての脂肪組織や細胞間質。

《細胞間質~fascia~筋膜》人体最大の器官・線維芽細胞の棲家/
Newsweek発(2018)

#030.《細胞間質~fascia~筋膜》人体最大の器官とは/Newsweek発

Ⅳ. それでも傷む躰。

《痛み・諸症状》の100パーセンタイル

 運動器(筋・骨格)で問題なのは、X-線・MRI等に写らない異状(とりわけ痛み)です。逆に言えば、検査は必ずしも実態を映し出してはいないと言う事。
 ちなみに痛みを100パーセンタイルに当てはめた場合、

・上澄み数%は「ご自分で努力してよね。」と言うレベル。
・水底の数%は、専門医に丸抱え願わねばならないレッドフラグ。(骨折・悪性腫瘍・感染症など)
・その間の80~90%の方が、適切な処置を受けられずに苦しんでいる…と言う事になります。
これが、2000数百万人とも言われていますから、この方々の時間と経済的なロスは大問題です。

Ⅴ.《組織再生》の為の鍼灸と線維芽細胞のコラボ
《 鍼治療は世界でもっとも小さな外科処置 》鍼灸は、Fasciaに包まれる運動器としての筋・骨格に直接アプローチできる治療法。
 また全ての臓器は内臓のみならず神経・血管に至るまで全て膜に覆われている。そこに住まうのが線維芽細胞❢
《 線維芽細胞 》組織再生の立役者/Stone Washer's Jounal発(2015)
 ※線維芽細胞(*)の分泌物:コラーゲン線維 エラスチン線維 ヒアルロン酸
 ※線維芽細胞は、組織損傷を引き金に働く。よって、リズナブルなキズを以って有害な傷を制す。


180.《鍼灸をご愛顧下さる皆さま・鍼灸を胡散臭いとお思いの皆様に》「線維芽細胞を是非、友となさって下さい。コラーゲンは我々の身体の中で、彼らが作り出してくれるのですから。」 

Ⅵ.《こばしへのご連絡・お問い合わせ》(⬅リンクします)



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《 自 己 紹 介 》

 鍼灸師兼 雑務係兼 院長を勤めます大阪のhari-bahbaこと、小橋正枝です。
元号三つ前の昭和55年、明治東洋医学院 専門学校を卒業いたしました。
 昭和57年、阪急神戸線・神崎川にて"小橋鍼灸院"の名称でスタート。
平成17年、ひと駅大阪寄りの阪急十三駅から南へ300mのところへ転居。
近鉄淀川リバーサイドマンションの一室を”こばし鍼灸院”として現在に至ります。
 小さな砦ではありますが皆さまと二人三脚、頑固な疾病と真剣白刃のこの頃です。
美容・美顔、優しい治療をお求めの方には不向きと申せましょうが、
                どうぞよろしくお付き合い下さいませ。
                こばし鍼灸院 研珠庵アキュ 小橋(本多)正枝

《 こばしの主な研修先》
🌟日本整形内科学研究会(JNOS)
《整形内科学の発展、及び運動器疼痛・難治性疼痛等に対する診療・学術・教育・研究の発展を主目的として設立された、医師、歯科医師、医療従事者資格所持者等による非営利型一般社団法人》
キーワード:[Where is the source of pain?]

🌟日本病巣疾患研究会(JFIR)
《「木を見て森も見る医療」:対症治療一辺倒ではなく、患者毎に疾病の根本原因を探り対処する根本治療を臨床に取り入れたを新たな医療のかたちを広く根付かせることを目指して》

 







 
                                               
                           コラム#58.《Fasciaのこと》 病巣 直談判型 鍼灸"掃骨鍼法"の意義  


   
                     

 
 
 
                  《しこりは潰す・癒着は剥がす・沈着物は削ぎ落とす》
                             小さな鍼灸室で、心意気は最大限に皆さまと二人三脚

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