こばし鍼灸(掃骨)院 | 日記 | 13-1.《おばばのインフルエンザ奮闘記》2009~2023

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こばし鍼灸(掃骨)院 の日記

13-1.《おばばのインフルエンザ奮闘記》2009~2023

2023.01.15

                                                  鍼灸院の口コミサイト「しんきゅうコンパス」 リンクボタン
 《令和5年 寝正月顛末記》
令和5(2023)年1月12日 予約していたPCR検査(SARS-Cov-2・インフルエンザウィルス抗原同時検出/定性)を受けてきました。
 発症(0日)から15日目の現在、鼻粘膜にはインフルエンザもコヴィッドも居ないとのことでした。
 そりゃあそうでしょうよ、三日三晩生体が闘ってくれて、その後始末が済んでからの事ですものね。

=院長代理Dr.との検査結果説明時の対話=
 
私 「ゴホゴホ言ってるときに検査したら見つかったという事ですか?」
Dr.「居たかもしれませんね」
私 「あら残念、シッポ掴まえたかったのに。その頃は自宅謹慎していました。
  発熱に関する大阪市の電話相談窓口で、一通りの問診と指導を受けたものですから。でも、抵抗力はついたでしょうか?」
Dr.「ワクチンは何回?」
私 「打っていません。」
Dr.「一度も?」
私 「はい。打たなきゃどうなるの?お薬飲まなきゃどうなるの?の実験をしているものですから。」
Dr.「ほおおお! それならどんなワクチン接種よりも強力な免疫が期待出来ますね!」
私 「(看護師さんとも顔を見合わせて)やったぁ❣
Dr.「何かお薬が要りますか?」
私 「要りません❣」 で、受診終了。 お会計 ¥690円也。
  
 P/S 現在私が使っている体温計は非接触型なため、おでこ温37.0℃前後で推移したのかも知れません。
体幹で測ったなら、恐らく38.0℃以上出ていたかも。
 Cf1. 《おばばのインフルエンザ奮闘記2009~2022》 当コラムNo.13-1
  Cf2.   my Facebook2023.1.15


2022(R4)年12月28日のメモ
「=仕事納めと同時に風邪に見舞われました=

 この度のものが何者かは今の処解りませんが、《パンデミック2009》と異なり、
・「熱が37℃前後で推移していること。」
・「少し気合いは要るものの、起居にも飲食にも問題がないこと。」で、この度は ”低温熟成型”?の様です。」

2023(R5)年1月1日のメモ
 症状の多寡はあるものの、高熱の時と同じ経過を辿りそうです。

2023.1.2 
=今回の風邪は ”低温熟成型” =

 37.0℃前後で推移していて、シンドさ・食欲は程々。
少し力むと組織細胞がクラッシュしそうなので、ナ~ンにもしないでグウタラを決め込むことと致しましたが、”高温熟成” の時と時系列は同じ様です。
  今日の心境:”無抵抗・あるがまんまの寝正月”

低温熟成ながら、全身でバトルをやっているらしく鼻、喉からの排泄物は半端ではありません。
あるいは腸粘膜でも…と想像して、今日はひまし油を飲んでお腹の掃除の応援をしています。

2023.1.4  大阪市では電話相談窓口が有り、発症・経過・現症などの問診を元に、日常の生活に戻るまでを指導してくれます。

 私の場合は鼻粘膜が弱いらしく、強烈な鼻声が残っていますが、これには風邪をうつす効力はないので、閉じ籠りの義務は本日終了しました。

 
~~~ 元記事 2017.02.26 アメブロNo61より ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 今年もインフルエンザのニュースを耳に致しましたが、いかがお過ごしですか?
予防注射がマナーのごとく勧められていますが、私は数年前から予防注射もお薬も戴かない実験をしています。
「あなたはお暇だから…」と思われる方は、どうぞスルーして下さいませ。

 以下は2009年の体験談ですが、その後の罹患はあれども、ほゞ同じ経過を辿りますので、横着乍ら敢えて書き換えいたしません。  

『ヘナチョコおばばの無手勝流インフルエンザ奮闘記 2009年版』

 2009年といえば、ワクチンの不足に加えて、「パンデミック」と言う言葉そのものに怯えた年でもありました。
私は、念入りに二度、風邪を引きました。症状の激しさから、インフルエンザだと確信しています。
 この年は予防注射の接種に順位付けがありましたから、“幸か不幸か”オババは化薬の恩恵を受ける事ができませんでした。
 けれど誠に幸いな事に、生体は信頼に足る働きをしてくれるものだと、再認識ができました。

 マイペース(安静・ぐうたら)を決め込むことで勝ち取ったオババの奮闘記、繰り返しますが、「アナタはお暇だから…」と仰る方は
どうぞ、スル―してくださいませ。

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 鍼灸院という仕事がら手洗い・うがい・室内のエアウォッシュなど、手抜かりは無かった筈ですが、敵(ウィルス)の行動はとても素早かった。

10/21(水) 「0」日
 夜、何となくだるくて、くしゃみ連発。それに付随して鼻水が出て熱っぽい。取り敢えず、明日のご予約は全員キャンセル。
深夜には寒気、38.4℃の熱。「来たかなぁ・・・」

 今朝の9時過ぎのこと。当直明けの看護師さんを、一時間掛けて治療。(ムチ打ち治療だったため、髪の毛には密に接触した。)
彼女は整形外科担当だが、「昨夜は風邪症状の救急が6名あり、全員が新型インフルエンザだった。」とのこと。
10/22(木) 第1日目
 38℃代が続く。寒気がして項部・頚肩部のこり感がやたら強く、頭重・頭痛、節々の痛さ、怠さ、クシャミも続く。
 鼻水はキリが無いのでティッシュを捻って、牛の鼻輪のようにぶら下げ、その上からマスクで対応。それもすぐグショグショに。
金・土のご予約を全員キャンセル。ひたすら安静と保温、水分補給。
 寝返りを打つにも手順を考えないと動きづらい位、筋肉がバテバテ。節々が痛く、食欲は全く無し。
水分補給のため、スポーツドリンクだけはせっせと娘が用意してくれた。

10/23(金) 第2日目
 体調は最悪。体温39.2℃までは確認。どんなに対策しても発汗できず、非常に寒気がする。余病併発に備えて、今日もマイペース。
まる2日目の夜、鼻輪の先に黄色い膿が着き始めた。
10/24(土) 第3日目
 蓄膿症様の鼻汁と痰に変わってきた。滞っていた便は、水溶性の下痢に。脱力感はあるものの、身体を動かす辛さは無くなってきた。
10/25(日) 第4日目以降。 心地よい発汗と大量の排泄物。
 これは紛れもなく、生体がせっせと39℃を上回る高熱で3日3晩コトコト煮詰めてくれたウィルスの残骸や老廃物。
少しでも多く追いだすべし。 以後順調に回復。

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 2 度目に掛かったのは12月。
日曜日、十数名の方との技術交流がきっかけと思われます。
 今回は、ジェンナーの心境で“無駄な抵抗はしない、有るがまま”の実験に取り組みました。
 症状を重ねてみますと、前回と全く同じ時系列で経過しました。前回は、新型インフル、今回は季節型だったかなと考えています。

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 予防注射、タミフルはじめ風邪薬も一切使わずに安全に経過した症例です。
 幸いなことに、私は特筆すべき疾患を持ちません。小柄で痩せ型、どちらかといえばヘナチョコタイプの60代のオババです。
 大難が小難、小難が無難。日々積み重ねてしまった無理や不摂生をリセット出来たかなと考えています。
 期せずしてダイエット効果も。 ご参考になりませんか?


 

罹患から治癒までの時系列比較メモ=============================== 
 A. パンデミック・インフルエンザ時系列/体温計は腋窩型 
0」日: 発症。何となくだるくて、クシャミ連発→鼻水、深夜寒気、38.4℃ 
1日目: 寒気、項部・頸部のコリ感強、頭痛・頭重、節々の痛さ、怠さ、クシャミ・鼻水きりがない。
      熱
38℃以上。筋肉がバテバテ寝返りも困難。食欲全くなく水分のみ補給。

2日目: 体調最悪。体温39.2℃までは確認。非常な寒気。どんな対策をしても発汗不可。
     夜、鼻水対策のティッシュの先に黄色い膿を確認。

3日目:蓄膿症様の鼻汁と痰に、便秘だった便は水溶性の下痢に。
     脱力感はあるものの、体動の辛さは無くなってきた。

4、5日目: 心地良い発汗と大量の排泄物。
6、7、8・・・以後、順調に回復。

 B. R5年冬(1月)の風邪/体温計は非接触型
体温は、額で測定したため、37.0℃前後で推移。体幹だと高熱だったと想像する。
「0」.上咽頭辺りに腫れぼったい痛み
「1」.鼻、喉/クシャミ・咳、大量の鼻水、体温37.1℃
「2」.鼻、喉/クシャミ・咳、大量の鼻水+排膿有り
「3」.  ヌルヌルの鼻汁・夥しいアオバナと痰、クシャミ→鼻水
「4」.〃
「5」. 〃
「6」.〃
「7」.排膿は突然ストップ、透明ヌルヌルの排泄は続く。
15日目.鼻声は長く続いて、現在もぬめりのある痰・鼻汁は若干在り。

 C.R5年夏(9月)の風邪/腋窩型体温計 
  経過はB.タイプ:6日目(9/15)に新型コロナ陽性判定 
 B.と異なるところは、熱は38.5℃
「6」の状態が10日程続き、鼻声は現在もも残っている。
 主治医の「コロナ後遺症…」という意見から考察して、かつて酷い蓄膿症※を患ったことに思い至り、すっかり治っていた積りがこれが私の”持病”だったかと考える。
 で、この度コロナがジックリあぶり出してくれたとすれば、今回は徹底的に根治を目指そうと思う。

手段は、1.鼻嗽
    2.デンタルウォーターピックで水圧をかけた鼻粘膜掃/排膿・排血を促す
    3.鍼による掃骨治療/石灰化・骨化の解消 

※=≪酷い蓄膿症≫ 八方破れの手探り治療 覚書き=
 二十数年前の話。 
 子供らがまだ小学校低学年の頃、二人の娘がとっかえひっかえインフルエンザを
持ち帰り、看病疲れの私はひどい蓄膿症を患ったことが有ります。 
 子供らの序でに耳鼻科で見て頂きましたら、お医者の顔色が変わりました。
レントゲンも撮り、通院し、指示通り薬を飲みましたが限度を越えていたらしく、
「危のうてブジーも通されへん」「このまま放っといたらガンになる、腫瘍になる」
「こんなきつい薬、また出さんならん❢❢❢」と叱り飛ばされました。 
 
 夜な夜な子供らの寝顔を見ながら、「どうせ死ぬのなら…」と有り合わせの、
最も長くてしっかりした中国鍼で、鼻腔をプツリプツリと直に掻把して行きました。 
 始めは「鼻腔って狭いなぁ。解剖図って嘘ばっかり。」と思いましたが、
一週間ほど
かけて夥しい血ヘドロをボタボタ出したところ、
「あら~、解剖図通り鼻腔は三段構えの
袋戸棚だ。」と言う事まで解かって
きました。

 掃骨鍼法と刺絡療法を手土産に、一月ほどで黄泉還りました。

13-1.《おばばのインフルエンザ奮闘記》2009~2023

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